国葬参加の日韓首脳がことばを交わす

3月29日 20時48分

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シンガポールのリー・クアンユー元首相の国葬に参列した安倍総理大臣と韓国のパク・クネ（朴槿恵）大統領がことばを交わし、パク大統領は、先にソウルで行われた日中韓３か国の外相会議での合意に沿って必要な措置を取っていこうと述べました。

韓国大統領府によりますと、日韓の両首脳がことばを交わしたのは２９日の葬儀が終わったあと、シンガポール側が開いたレセプションの場で、安倍総理大臣がパク大統領に対し、今月２１日にソウルで行われた日中韓３か国の外相会議について、「会議の成功に感謝し、議長国としての役割を果たしたことを評価する」と話したということです。これに対して、パク大統領は「外相会議で合意したとおりに、今後必要な措置を取っていこう」と応じたということです。
日中韓外相会議では３か国の首脳会議の開催に向けて努力していくことで一致したほか、併せて行われた日韓２国間の会談では、関係改善に向けて外相どうしの意思疎通をより緊密に行っていくことで一致し、ユン・ビョンセ（尹炳世）外相の適切な時期の日本訪問を調整していくことになりました。