素盞嗚尊について 2


明主様御垂示 「豊雲野尊は素盞嗚尊に顕現」 (昭和23年9月28日)

信者の質問
「豊雲野尊(とよくもぬのみこと)は水の系統でしょうか。」


明主様御垂示
「そうです。

国常立尊と一緒になって日月になる。

国常立尊が経で豊雲野尊は緯です。

豊雲野尊は素盞嗚尊に顕現・・・まア子孫だな。」




明主様御講話 「素盞鳴尊と月読尊」 (昭和28年4月17日)

「そういうようで仏像というものは、ただそのまま美術品にすることはいけないのです。

そこでそれについて今、いろいろな高僧名僧の何上人とか何大師とか何禅師という人たちがとてもあせっているのです。

これは地上天国に多賀夫人の神憑りで書いてありますが、そういうような具合で、

そこでそういう仏様も元は神様であったので、それが夜の世界の間、仏に化現するのです。

そうして救われるのです。

ところが今度仏滅になると元の神様になるのです。

これからは神様としては働けるので、仏様としては働けないのです。

というのは仏の本元は月の神様で、月読尊という神様です。

これは素盞嗚尊の表になるのです。

月は照った時と闇の時とありますが、照った時が月読尊という御名前になり、隠れた時が素盞嗚尊になるのです。

それで仏は月読尊の系統ですから月になるあけです。

そこで昼になると月は消えますから、そこでどうしても神様の方にはいらなければ働けないのです。

そこで早く神様に返りたいのです。ところが今まで仏界で救いをされた仏たちは穢れがあるのです。

穢れがあるということは、仏の教えというものは本当の教えでないから、

一方に慈悲で人を助けた手柄もある代わりに、一方人を誤らせたことも大いにあるのです。

その誤らせた罪を神様にとってもらわなければならないのです。

そこでそれを私に浄めてもらう、浄霊してもらうべく急いでいるのです。

そこで京都、奈良にある仏像の霊を救ってやるのです。

そうして神様の方の仲間と言ってはおかしいが、神様の方のグループにはいって大いに働くというわけです。

そうすると、あと仏像はカラッポになりますから、今度は美術品としてそれを作った芸術家の手柄を大いに輝かせるわけです。

それで芸術によって多くの人を楽しませるということによって、今度はそれを作った芸術家が大いに喜ぶわけです。

そういう意味の仕事を京都の嵯峨でやるつもりなのです。

それであっちに行ってからすぐやるわけではないのですが、

今でもそういった仏像仏画が自然に私の所にはいっているのだから、

ボツボツやっているわけですが、京都に行ってから本格的にやるわけです。

それでつまり今が仏滅から神世、神の世界になる移り変わりという時になるのです。

ですからその移り変わりの時の救いです。そうしなければ人類を救うことはできないのです。

結局霊的にはそういった神仏という人が支配しているのですから、

仏教を救って、次にキリスト教を救わなければならないのです。

キリスト教などもその弟子の偉い人というのは歴史にもたくさんありますから、そういう人たちも救わなければならないのです。

それからマホメットと、この三大宗教です。

それを霊的に救って、それから本当に人間が救われるというので、

これが順序で、神様はそういうような順序でやられるわけです。

ですから今度あっちに行ったのは、その第一歩というわけなのです。

こういうことは今までの宗教ではぜんぜん説いてありませんが、

説かなかったということは、時期がこういう時に行ってなくて、

やはり仏教で救ったりする時期ですからしかたがなかったのです。

私は今の移り変わりの境い目の仕事をするためだから、そういうことが言えるわけです。」




明主様御講義 「素盞嗚尊と月読尊」 (昭和10年7月25日発行)

月・・・裏・・・素盞嗚尊が月の神であってこれは暗の時の働きである。

月・・・表・・・月読尊も月の神であるが、これは照されている時の働きである。





「月読尊とは月の世を見る

即月世見である。」 (「観音講座 第二講座」より)




明主様御垂示 「イエスは素盞嗚尊」 (昭和23年10月8日)

信者の質問
「イエス、阿弥陀が贖罪をなした因縁について・・・」


明主様御垂示
「イエスも阿弥陀も月の系統ですが、阿弥陀は贖罪はしてない。

阿弥陀は月読尊、イエスは素盞嗚尊です。

月の照ったときは阿弥陀の働き、素盞嗚尊は闇の世界です。

素盞嗚尊は立派な神様ですが、邪神に負けて悪をしてしまったのです。

尊は日本で乱暴をしたために、伊弉諾尊に追放せられ外国へ行った。

それがユダヤであり、そこに住んで十二人の子供を生んだが、その中からキリストが出て、日本で犯した先祖の罪の贖いをしたのです。」




明主様御垂示 「素盞嗚尊と西洋医学、フリーメーソン、共産主義との関係」 (昭和23年9月18日)

信者の質問
「素盞嗚尊の夜の経綸と西洋医学、フリーメーソン、共産主義の関係について・・・」


明主様御垂示
「大いに関係があるんですけど・・・素盞嗚尊が邪神の霊に乗っかったという意味です。

これは「明日の医術」にちょっと書いた。

しかし素盞嗚尊はもう判ってなにしたんだから・・・」




明主様御垂示 「素盞嗚尊は三代ある」 (昭和23年7月28日)

信者の質問
「素盞嗚尊に三代あると伺いましたが、それはなんと申し上げまたお働きはなんでございましょうか。」


明主様御垂示
「初代は神(かむ)素盞嗚尊、二代が速(はや)素盞嗚尊、三代が建速(たけはや)素盞嗚尊で、これは私の解釈ですが、

初代は朝鮮から渡って来て日本を統治・・・というよりまあ占領した。

それから大蛇を殺したのは二代目です。

これの奥さんが櫛名田姫ですが、初代の奥さんは乙姫です。

三代目は大国主命です。

この三代目が父子の関係になっているのです。

西洋へ行ったのは初代です。

そしてやはりその素盞嗚尊が阿弥陀如来になっています。

ですからそう古いことではない。

大六天の魔王はちょっと違う。

これは大自在天といってインドの神様です。

日蓮の御曼陀羅の中に大自在天は入ってますね。」




明主様御講義 「素盞鳴尊の不倫」 (昭和10年8月5日発行)

「天之若彦命が世界統治をされて一時は楽になったと喜んでいた所、天之若彦命は女狂い等始めた為又非常に乱れて終った。
 
天之若彦命の奥方の若姫岐美命(わかひめぎみのみこと)は非常に貞節な方であったが、いつの間にか素盞嗚尊と恋愛関係を結ばれた。

素盞嗚尊はその時朝鮮に居られたので、烏となって行って逢われたのである。

於加良洲明神(おからすみょうじん)と言うのはこの神様を祭られたのである。

その後に春日明神となられたのである。」 (観音講座 第三講座より)




明主様御教え 「神無月」 (昭和24年9月24日発行)

「この間、ラジオの宗教時間中、神無月(かんなづき)について某教教師の話があったが、どうも納得のゆかない点が多々あるから、吾々の見解を述べてみよう。

神武天皇以前の日本は史上明らかなごとく出雲朝が統治していた、

その時の中心は、彼の大国主命であって、大国主命は素盞嗚尊の後継者である、

素盞嗚尊は朝鮮から渡来し覇権を握ったのである、

早くいえばその当時朝鮮が日本を支配した訳である、

それがため毎年十月出雲大社の裏手にある日の御崎(ひのみさき)から、船で故郷へ帰られ一カ月後再び日本へ帰還する事となっていたので、

その事は今も大社の神官が説明しているーという訳で、

十月は須佐王尊(すさのをのみこと)が御留守になるから神無月といったのである。

右の意味であるから、最早今日は神無月という事は何らの意味はないのである。」




明主様御垂示 「神無月について」 (昭和24年1月23日発行)

信者の質問
「いわゆる神無月には本当に各神々様が出雲にお集まりになるのでございましょうか。」


明主様御垂示
「出雲にお集まりになるのでなく出雲より祖国朝鮮へお帰りになるのです。

出雲は素盞嗚尊がお祭りしてあり、その系統の神々様が出雲の日御碕(ひのみさき)からお帰りになるので、

出雲地方の人々には関係がありますが他の地方の人々には関係がないようです。」




明主様御垂示 「出雲地方について」 (昭和26年3月25日発行)

信者の質問
「出雲は昔素盞嗚尊(すさのをのみこと)が出雲の庁を開府し、朝鮮との交通もさかんであり、

また、お説によりますれば、現在幽世(かくりよ)の大神様は、大国主命とうけたまわり、出雲大社の主祭神は大国主命でありますが、

出雲地方の意義につきまして、お伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「出雲は、素盞嗚尊が家来を引き連れて、移住した根拠地であるから、朝鮮民族が主で、これを出雲族ともいう。

しかしとにかく、日本における外国文化の輸入の最初であったとしてみれば、その功績も大いにあったわけである。

また言霊上、出雲とは、いづくもという文字であるから、ここにいて、いづくも靡(なび)くという意味であるという説もある。」




明主様御垂示 「出雲は素盞鳴尊の本源」 (昭和23年9月18日)

信者の質問
「出雲という土地は開けにくいと伺っておりますが・・・」

明主様御垂示
「出雲は素盞嗚尊の本元で月の神様だから昼を嫌うのです。

人間も出雲族で素盞嗚尊の系統、朝鮮系の人が多いのです。」


信者の質問
「今度一高生がだいぶ開きました。」

明主様御垂示
「ええもう去年辺りから時機が来てますからね。

大本教は出雲を開いたのです。出口王仁三郎は素盞嗚尊の顕現ですからね。」




明主様御垂示 「松江は日本における素盞鳴尊の住居」 (昭和26年8月5日)

信者の質問
「松江のK・C(四九歳)は今月の雷鳴のときから頭痛がし、浄霊すると霊動いたします。

合掌したまま手を上げるだけです。

強羅に出発直前、御神体にお参りするとき霊動をし、家の者が浄霊をしても治まらず、

教師の方が来て浄霊すると「自分は神素盞鳴尊であり、主神に三千年の罪をお侘び申したがお許しがない。

お参りしてお詫びする」と言って鎮まりました。

長く霊動いたした場合の処置はいかがしたらよろしいでしょうか。


明主様の御垂示
「それは本当です。

松江は、日本における素盞鳴尊の住居です。

素盞鳴尊は私にお詫びしなければならないことがある。

素盞鳴尊は一人ではない。

お詫びしたのも、しないのもいる。

神素盞鳴尊は私の先祖に対し、ひどく罪がある。

素盞鳴尊の霊が解決したら、他の霊が憑るかもしれない。今後の様子をみてみなさい。 」




明主様御垂示 「二十三夜様について」 (昭和23年8月8日)

信者の質問
「長崎五島のほうでは「二十三夜様」と称して千手観音様によく似た御姿の神を祀りますが、これはなんの神でしょうか。」


明主様御垂示
「これは月読尊です。

月読経という宗教もあります。勿論、光明如来様をお祀りすれば、もうそれは祀る必要はない。

二十三夜とは月のことです。

月の照ったときは月読尊、まったく暗闇のときは素盞嗚尊のお働きです。

月読とは月が夜を見ることであり月のいい面の働きです。

素盞嗚尊は闇の働きです。」




明主様御垂示 「建御名方命」 (昭和26年9月5日)

信者の質問
「長野県で教会をやらしていただいている丸茂という人ですが、

昭和十九年に横浜におり、明主様にご面会いただき、その後信州に行くことになりましたとき

「信州はたいへんだぞ」とおっしゃられ、現在熱心に布教を続けておりますが、

明主様の御言葉の通り、本当にたいへんだということを体験させていただきましたそうです。(中略)

「信州はたいへんだ」とおっしゃられましたことにつきまして、これからはどういうことになりますでしょうか」


明主様御垂示
「これからは良いです。だんだん神様のほうが勝ってくるからですね。

神様が勝つ・・・勝戦です。

信州が難しいというのは、素盞鳴尊の息子の建御名方命(たけみなかたのみこと)という神様ですが、これは本に書いてあります。

素盞鳴尊・・・大国主命の次男ですが、これが、信州に逃げて行って、水に飛び込んで死んだ。

それが御神体として祀られている。

それが、以前は非常に暴れる・・・おとなしくない神様で、それが一般を支配している。

あの時分では、それが邪魔するから、なかなかたいへんなものです。

しかし、今では本尊様は改心しているからね。

しかし眷族がたくさんあるから、それが邪魔している。

しかし、だんだん神様が勝って行くから、これはだんだん開けていく。

いまの話ではだいぶ峠を越している。

なにしろ戦いなんだ、邪神との戦いです。

だから、私は軍人だと言うんです。

目に見えるのではなく、目に見えない戦いです。毎日戦っているんです。

「文明の創造」を書き始めたからね。これが一番恐ろしいんです。

だから、この妨害というのはすばらしいです。

家の人から妨害している。家の人は知らないんです。

別に妨害するつもりではないが、邪神に使われるんです。

このごろは割に良いが、最初のうちはしようがなかった。」




明主様御垂示 「出雲の神様が縁結びの神様というのは創作」 (昭和25年2月28日発行)

信者の質問
「出雲の神様は縁結びの神様とされておりますが、これは霊的に意味がありましょうか。」


明主様御垂示
「これは造ったもんでしょうね。

もと、出雲朝が日本を支配していたころにはたいへんな勢力があったんですが、神武天皇に国土を奉還してから変わってきたんでしょうね。

ちょうどいまの神社みたいなもんでね、・・・

最近は神社によってお宮をアパートにしたり、ダンス場にしたりしてますが、神主さんも生活問題に四苦八苦してますからね。

この近くの神社では蜜柑を売ってなかなか繁昌するそうですが、神社のほうはあまりかまわないんでたいへんなゴミになってるって言いますね。

まあ、それと同じで国土を取り上げられて生活に困るもんだから、なにかやろうってわけで結婚の媒介をやって生活問題の解決をした、とこういうわけじゃないですかね。

あんまりどうも見方が安ッポすぎて叱られるかもしれませんが、(笑声)ほかには解釈のしようがないですね。

大国主命っていう神様は縁を結ぶような神様じゃないんで、縁結びは産土の神様ですからね。

それから、大黒様を大国主命だなんて言いますが、あれも関係ないんで、大黒と大国と通じるからそうしたんでしょうが、なかなか商売上手なんですよ。(笑声)」




明主様御垂示 「新年祭の鏡餅黒変す」

信者の質問
「淡路南部における大社教では、新年の御祭りで御供えの鏡餅が、お供えして間もなく真黒に染まり、未だ嘗てない事だと騒いでおり、

祭主も五、六月頃を警告致していますが、祭神が何か知らせるのでしょうか。」


明主様御垂示
「今年から霊界の変る表われで、素盞嗚尊が昼の世界になると御隠退になる事を知らしたものである。

尊は月の神で、裏が素盞嗚尊で、表が月読尊である。」