ビゼー ”カルメン” <2015年3月7日LIVE、メトロポリタン歌劇場> やはり放送重視の日だけあってレヴェルが違う
- 2015/03/09
- 18:16
メトロポリタン歌劇場での カルメン 上演回数 1001回目公演
エリーナ・ガランチャ(Elina Garanca) と ヨンホン・リー(Yonghoon Lee)
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ビゼー ”カルメン”
カルメン・・・・エリーナ・ガランチャ(Elina Garanca)
ドンホセ・・・・ヨンホン・リー(Yonghoon Lee)
ミカエラ・・・・アイリーン・ペレス(Ailyn Pérez)
エスカミーリョ・・・・ガボル・ブレッツ(Gábor Bretz) 他
指揮:ルイ・ラングレー(Louis Langrée) メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
・やはり、全然違う。トールブラザーズ(Toll Brothers)提供のラジオネットワークと 独自のListenLiveとでも違う。
音がやはり放送とあって、緊密度が違う。こちらが良い。
といっても、元々この公演は、最近のメトロポリタン歌劇場では珍しい Sold Out公演。
なぜなら元々、今シーズン唯一ドンホセ役のみでヨナス・カウフマンが出演する公演だったから。
ヨナス・カウフマンは、キャンセル。2月下旬に演奏会形式と録音を兼ねて ヴェルディ ”アイーダ”を歌っていたから。
また、3月28日新演出初日のザルツブルグ復活祭音楽祭 での”道化師”が控えているから。
なんで、メトロポリタン歌劇場のスケジュールが入っていたのだろう。無理なのに。。。
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・エリーナ・ガランチャは、実演ではマーラー 交響曲 第3番の独唱者としてしか聴いたことがなくて。2008年5月のセミヨン・ビシュコフ指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団で。
声が安定的にふくよかになり、もう少し次の役に踏み込んでいけそうな声の質になってくるのは感じました。
・ヨンホン・リーは、あらかじめカウフマンの降板を予定していたのでは。
というより、元々この現在の演出で歌っているので余裕がある歌いぶり。前回は2012年9/10月に出演。
第1幕から第4幕に至るまで、計算されたように声が変幻していく。
2011年メトロポリタン歌劇場日本公演のときも、ヨナス・カウフマンのキャンセルの代役でしたね。
代役とはとても失礼だけど、上手かった。
自分だけでなく、同居の家族がインフルエンザになるだけでも出勤できなくなるんだよね。 ホーム
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