ＮＭＢ山田菜々「一番の宝物です」卒業公演で涙

卒業のあいさつで感極まり、涙ぐむ山田菜々

　ＮＭＢ４８の山田菜々が２３歳の誕生日を迎えた３日、大阪・なんばのＮＭＢ４８劇場で卒業公演に臨み、４年半の活動に終止符を打った。矢倉楓子（１８）から「チームＭのみんなが『チームＭ最高』と胸を張って言えるのは、菜々さんがキャプテンだったから」と感謝の言葉を贈られ、たまらず涙。「一緒にいて楽しいと思えるメンバーに出会えたことが、一番の宝物です」と、約２年間を一緒に過ごしたチームＭのメンバーと抱擁を繰り返した。

　２０１０年のグループ発足時に１期生として加入した山田は「アイドルになりたいという夢をかなえられて、胸がいっぱいです」と充実の表情。さらに「入ったころは先の夢を見つけることができなかったけど、テレビやラジオ、ドラマにも出していただいて、タレントになりたいという夢を見つけることができました」と今後の抱負を語った。

　すでにフジテレビ系「バイキング」のレギュラー出演（月曜）も始まっているが、４日からは吉本興業（よしもとクリエイティブ・エージェンシー）所属のタレントとして、東京を拠点に活動する。「ＮＭＢ４８に負けないぐらいいっぱいテレビに出て、有名になって、かわいい後輩のためにも新しい道を作っていきたい」と視線はすでに先へ。卒業で解禁となる恋愛についても「『物が落ちましたよ』みたいな（偶然の）出会いがしてみたい」と興味津々だった。

　なお、昨年、ＡＫＢ４８から移籍した藤江れいな（２１）が、後任のチームＭキャプテンを務めることも発表された。