PR

中国海軍、イエメンからの外国人避難を支援 海外紛争で初

2015年 04月 3日 18:52 JST
 
記事を印刷する |
  • Mixiチェック

[北京 3日 ロイター] - 中国外務省は、サウジアラビアなどの湾岸諸国が武装組織を攻撃しているイエメンから人民解放軍海軍のフリゲート艦で、外国人225人を避難させたと発表した。人民解放軍が海外紛争中に危険地帯から外国人の避難を支援したのは初めて。

避難した外国人の国籍はパキスタン、エチオピア、シンガポール、イタリア、ドイツ、ポーランド、アイルランド、英国、カナダとイエメンの10カ国で、中国に救援を求めたという。国営テレビによると大半はパキスタン人で、イエメンからバブ・エル・マンデブ海峡を挟んだ対岸のジブチに到着した。

外交関係筋によると、救援活動は「非常に危険」なもので、軍事衝突はフリゲート艦のすぐ近くまで及んだもようだ。

復旦大学の国際関係学教授、Shen Dingli氏は、今回の救援活動により中国のイメージは国内外で良くなるのではないかとの見方を提示。「他国を支援できる能力はあるのに実行しなければイメージが悪いが、これで非常に良くなった」と述べた。


 
 
 

注目の商品

写真
シナリオ実現は分岐点

当面の物価低迷が想定される中、需給ギャップの改善によってインフレ期待の一段の上昇につなげていく日銀シナリオは、大きな分岐点に差しかかろうとしている。  記事の全文 

外国為替フォーラム

外国為替

  • ドル/円
  • ユーロ/円

株価検索

会社名銘柄コード
 
写真
米食肉に潜む健康リスク

米国で肉を食べるのなら、消費者は用心すべきだ。化学物質「ラクトパミン」は豚などの家畜にとって間違いなく安全ではないばかりか、それを食べる消費者にとっても安全ではない可能性がある。
  記事の全文 | 関連記事 

外国為替フォーラム

*統計に基づく世論調査ではありません。