高橋健次郎
2015年4月4日07時50分
衣類の裏側に付いている洗濯方法を示す記号が来年12月から一新される。新しい国際規格に沿うように国内規程を改めるためで、記号は22種類から41種類に増える。新記号を発表した消費者庁は「よりきめ細かい情報が提供され、海外で買った製品も取り扱いやすくなる」と説明している。
洗濯機で洗えることは現在は四角い絵で表しているが、新記号では洗いおけのような絵で表し、洗う時の強さも、おけの下に棒線を引いて場合分けする。手洗いは従来、洗いおけのような絵に「手洗イ」の文字を添えていたが、新記号では手のひらの絵を添える。
塩素系漂白剤を使えることは、フラスコのような絵に「エンソサラシ」と書いていたが、新記号は単に三角形となる。三角形の中が空白だと「塩素系と酸素系の漂白剤を使える」を意味し、斜線が引かれると「酸素系は使えるが、塩素系はだめ」という意味になる。
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