増田洋一
2015年4月4日05時26分
北海道から岡山県までラーメンチェーン約520店を展開する幸楽苑(本社・福島県郡山市)が、290円(税抜き)の低価格で人気があった「中華そば」の販売を一部店舗で終えた。材料費や人件費といったコストの上昇で採算がとれなくなったという。
同社によると、今月上旬に約80店舗で順次、販売を終了。最も安いラーメンはしょうゆ、みそ、塩の各390円となった。他の店舗に拡大するかどうか顧客の反応を見ながら検討する。
販売終了店ではダシと麺、スープにこだわった520円の新たなしょうゆラーメンを発売。同社は昨年10月から岡山県や札幌市などの5店舗で中華そばをこのラーメンに入れ替える実験をしてきた。顧客の不満が少なかったため、今回、実験店舗を拡大した。(増田洋一)
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