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運動継続で肝脂肪減 「やせなくても効果ある」4月4日 9時00分
早歩きなどの運動を続けることによって、体重に変化がなくても肝臓に蓄積した脂肪を減少させる効果があることが分かったと、筑波大学の研究グループが発表しました。研究グループは「やせなくても効果はあるので根気よく運動を続けてほしい」と話しています。
肥満やアルコールの摂取により、肝臓に脂肪が蓄積した脂肪肝になると、肝炎や肝硬変などの病気になるリスクが高まるとされています。
筑波大学の医学医療系や体育系の教授や学生などで作る研究グループは、30代から60代の肥満の男性およそ170人を対象に、早歩き程度の有酸素運動を3か月間続けてもらい、肝臓や体重がどのように変化するかを調べました。
その結果、体重に変化がなくても脂肪肝の要因となる物質が減る一方、脂肪を燃焼させる物質が増える効果が確認され、肝臓の脂肪が減少することが分かったということです。
特に1週間に250分以上、1日に換算して30分余り運動を続けた場合は、肝臓の脂肪が減る効果が大きくなるということです。
筑波大学医学医療系の正田純一教授は、「やせなくても効果はあるので諦めずに根気よく運動を続けてほしい」と話しています。
筑波大学の医学医療系や体育系の教授や学生などで作る研究グループは、30代から60代の肥満の男性およそ170人を対象に、早歩き程度の有酸素運動を3か月間続けてもらい、肝臓や体重がどのように変化するかを調べました。
その結果、体重に変化がなくても脂肪肝の要因となる物質が減る一方、脂肪を燃焼させる物質が増える効果が確認され、肝臓の脂肪が減少することが分かったということです。
特に1週間に250分以上、1日に換算して30分余り運動を続けた場合は、肝臓の脂肪が減る効果が大きくなるということです。
筑波大学医学医療系の正田純一教授は、「やせなくても効果はあるので諦めずに根気よく運動を続けてほしい」と話しています。