
本日、同業他社さんのクルマに同乗させて頂き月定例会に参加して参りました。
そして、その帰り道の東名高速道路下りを走っていると運転席の同業者の社長がオイオイって呟きました。
私は、どうしたのか尋ねると、先程から背後にピッタリと張り付いているクルマが有ると応えて来ました。
どんなクルマかなっと思い助手席から後方を振り返ると黒の最新型のベンツS様がピッタリと張り付いてました。
明らかに車間距離は近くで時折、左右に車体を揺さぶりドケドケオーラーを出してました。
(※写真は実際のクルマではありません。)
ただ此方も、120α位の速度で走っておりそんなに遅い速度ではないと思います。
それ以上にドラバーの同業者の社長さんは、元ラガーマンで何方かと言うと熱血漢溢れるタイプです。(^^;
なので、そんな輩が煽ってきた所で簡単に譲る気配はありません。
小心者の私は、事の成り行きを助手席でジッと伺っておりました。
すると、あろう事かその背後のクルマは隣車線に割り込み此方のクルマの横に並走しクラックションを鳴らし始めました。
そのクルマの運転席を見ると厳ついサングラスをした頭が禿げた50代位の親父が此方を睨みながら何やらや叫んでいる様に見えました。
私は何故?そんなに怒っているのかな?と思いながら、運転している同業者の社長さんに伝えました。
同業者の社長さんは、ほっときましょうと言いながらマイペースで走ります。
私もそうですねと言いながら無視する事に決めました。
次の瞬間でした。
そのベンツは強引に私達のクルマの前にウィンカーも出さずに割り込み時折、急ブレーキを掛けて嫌がらせをし始めました。
流石に、これは危険だと思って同業者の社長さんは少しスピードを緩め車間距離を開け始めました。
しかし、そのベンツはしつこくブレーキを小まめに踏んでは走行妨害を繰り返します。
このしつこさに、同業者の社長さんも流石にスイッチが入ったみたいです。
しかし、社長さんは私の事も気づかい乱暴な運転は致しません。
そして、その状態のまま数分が経った時に3キロ先に海老名サービスエリアの表示が見えて参りました。
同業者の社長さんは、今の現状を回避しようと私に海老名でお茶でもしましょうと誘い左側の車線に移行しました。
これで、あの嫌なベンツともサヨナラ出来ると内心ホッとしたら、今度は私達のクルマに合わせて左側車線に入り込み一緒にサービスエリアに進入して参りました。
すると、同業者の社長さんは私にスミマセン向こうが収まらないみたいなので少し時間くださいとクルマを降りてそのベンツの方に歩いて行きました。
先程も話した通り、元ラガーマンで身長は190センチ以上体重も100㌔位はある巨漢です。
その巨漢がゆっくりそのベンツに歩いて行きました。
私も、何かあったらと思いクルマから降りてその後を追うように歩いて行きました。
そして、そのベンツの運転席のドアが開きその厳ついサングラスをした禿げ頭の小太りのドラバーが降りて此方を見たと思ったら何を思ったのか慌ててクルマに乗り込み急発信して走り去りました。
同業者の社長さんも、それにはア然とした表情を浮かべながら見送るしか御座いません。
社長さんも私も苦笑いをしながら、アイツは一体何をしたかったのかなと話しながらサービスエリアの中でお茶して帰宅しました。
今回の事で感じた事は。
クルマが最新型だからと言っても、
おベンツ様がお通りだい!は今どき時代錯誤だと言う事ですよ。
やはり、其れなりの高級車に乗るんだったらそれに応じた品格を備えるべきだと感じました。
帰りの車中で同業者の社長さんに、もしあのドラバーが何かイチャモン付けて来たらどうしました?と質問したら笑いながら、成り行きでしょうがオマワリさんに来て貰うしかないでしょうねと答えが返って参りました。
流石、元ラガーマンです。
どんな時にも熱くてもルールある行動を心がけてます。
私だったら、あそこまで冷静に対応出来るか自身がありません。(自爆)
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Posted at 2015/04/02 18:45:56