日本人選手プレミアに移籍不可!イングランド代表強化へ

2015年4月3日6時0分  スポーツ報知

 【チェスター(英国)2日】世界最高峰のイングランド・プレミアリーグに今後、日本人選手が誕生しなくなる恐れが2日、浮上した。イングランド代表強化のため、ホドル氏、キーガン氏ら元代表監督5人が連名で外国人選手規制を求める手紙を同協会へ送付。この改革案の中に、加入できる選手の出身国をFIFAランキング50位以内(現行70位)に引き上げる条項があった。

 現在53位の日本は無条件で門前払いになる。その上、移籍金1000万ポンド(約18億円)以上の価値がある選手に絞る新条項も加わるとされている。過去の日本人選手でこれを満たすのは、13年7月にマンチェスターUに加入した香川真司(現ドルトムント)だけ。現在、サウサンプトンで活躍するDF吉田麻也は、この条件下では移籍は実現しなかったことになる。

 規制強化の目的は、イングランド人選手の起用減少による代表弱体化に歯止めをかけること。同代表は昨年のブラジルW杯は1次リーグ敗退。国内の代表戦は空席が目立ち、人気ちょう落が指摘されている。20年前に70%を超えていたリーグ戦でのイングランド人比率は、昨季わずか32%だったという。

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