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青函トンネルで特急から煙 乗客が避難4月4日 0時07分
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3日夕方、北海道と青森県を結ぶJR津軽海峡線の青函トンネルで、特急電車の車両のモーター付近から煙が出て、乗客およそ120人が車内から避難しました。乗客はケーブルカーを使って青森県側の地上に全員到着し、バスで青森市内のホテルなどに移動しました。
3日午後5時15分ごろ、北海道と青森県を結ぶ津軽海峡線の青函トンネルを走行していた函館発新青森行きの6両編成の特急「スーパー白鳥34号」で、前から2両目の車両の下にあるモーター付近から火花が出たあと白い煙が出ました。
このため電車は、トンネル内の青森県側にあり退避場所となっている、かつての竜飛海底駅から青森駅側に1キロほど進んだ場所に緊急停止し、車掌が乗客を後ろの車両に誘導しました。
煙は、運転士が車外に出て消火作業に当たった結果、午後5時半すぎに収まったということです。
乗客124人は、かつての駅に避難したあとケーブルカーを使って青森側の地上にある外ヶ浜町の「青函トンネル記念館」に全員到着し、午後10時ごろからJRが用意したバスで青森市内のホテルなどに移動しました。
JRによりますと、けが人がいるという情報は入っていないということですが、消防によりますと乗客のうち78歳と50代の女性合わせて2人が体調不良を訴えて病院に運ばれたということです。
JR北海道によりますと、乗客が地上に避難したのは、昭和63年の青函トンネル開業以来、初めてだということです。
このため電車は、トンネル内の青森県側にあり退避場所となっている、かつての竜飛海底駅から青森駅側に1キロほど進んだ場所に緊急停止し、車掌が乗客を後ろの車両に誘導しました。
煙は、運転士が車外に出て消火作業に当たった結果、午後5時半すぎに収まったということです。
乗客124人は、かつての駅に避難したあとケーブルカーを使って青森側の地上にある外ヶ浜町の「青函トンネル記念館」に全員到着し、午後10時ごろからJRが用意したバスで青森市内のホテルなどに移動しました。
JRによりますと、けが人がいるという情報は入っていないということですが、消防によりますと乗客のうち78歳と50代の女性合わせて2人が体調不良を訴えて病院に運ばれたということです。
JR北海道によりますと、乗客が地上に避難したのは、昭和63年の青函トンネル開業以来、初めてだということです。
「落ち着いて避難した」
地上に上がってきた乗客の女性の1人は「結構煙かったですが、みんな落ち着いて協力し合って避難していました。私は1号車に乗っていましたが、だんだん煙たくなってきました」と話していました。
男性の乗客は「車内ではそれほど慌てた様子はなく、みんな落ち着いて避難していました」と話していました。
別の乗客の女性は「ちょっと怖かったです」と当時の状況を振り返り、疲れた表情でバスに乗り込んでいました。
男性の乗客は「車内ではそれほど慌てた様子はなく、みんな落ち着いて避難していました」と話していました。
別の乗客の女性は「ちょっと怖かったです」と当時の状況を振り返り、疲れた表情でバスに乗り込んでいました。