4月4日21時は「皆既月食」と「夜桜」で花見ができる、月食の様子や月の方角にある星座はこの3アプリでチェック
2015.04.03 18:31新年度が始まったばかりの今、「皆既月食」が話題になっています。そこで、この皆既月食を楽しむために役立ちそうな3つのアプリを紹介します。
皆既月食の時刻と方角
国立天文台によれば、今回の皆既月食は2015年4月4日の21時に最大食となり月食のピークを迎えます。食分(※)が最大で1.005ということもあり、皆既食は20時54分から21時06分までの約12分間しか続かない短時間の皆既月食となるということです。月食を観測できる時刻は全国どこでも変わりません。
※食分:日食または月食で、太陽・月が欠けた部分の割合を表す数値。
東京の場合、東の地平線から出てきた月は、しばらくして欠け始め(部分食)、ピークの21時前後には南東に位置しています。月食が見える時刻は全国どこでも同じですが、月の出の時刻や方角は地域によって異なります。あらかじめ確認しておいた方がよいでしょう。
月食の様子や月の方角にある星座をチェックできるアプリ
例年と少し異なるのは月食が起きる季節と時間帯の絶妙さです。ちょうど桜が満開の今、21時前後に夜桜と皆既月食によって赤銅色に輝く月を眺めながらお花見ができるかもしれません。
夜空を見上げる折角の機会なので、月食と一緒に星座をチェックしてみるのがオススメです。そのために使える3つのアプリ紹介します。
Moon Book(iOS/Android)
「Moon Book」(iOS/Android)は月食の見える方角を表示するアプリ。時間の経過とともに月食がどのように進行していくのかを分かりやすく教えてくれます。また、現在地だけでなく観測位置を設定することも可能で、他の地域でどう見えるのかを手軽に確認できます。
Star Walk 2(iOS)
「Star Walk 2」(iOS)は星空好きなら必携のiPhoneアプリで、実際にiPhoneを向けている方向の宇宙を画面に映し出すことができます。虫眼鏡マークの検索ボタンで月を指定すれば、月のある方角を示してくれるので、すぐに月を見つけられるはずです。
星座表(iOS/Android)
「星座表」(iOS/Android)は「Star Walk 2」と同様に、スマホを向けた方向の星空をリアルタイムで表示することができます。ARモードをONにして、月を検索してみると、月の位置まで矢印が誘導してくれます。