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青函トンネルで特急列車から煙 けが人情報なし
4月3日 19時50分

青函トンネルで特急列車から煙 けが人情報なし
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3日夕方、北海道と青森県を結ぶJR津軽海峡線の青函トンネルで、特急電車の車両のモーター付近から煙が出て、乗客およそ120人が車両からトンネル内にある退避場所に避難しました。
JRによりますと、これまでのところけが人の情報は入っていないということです。
3日午後5時15分ごろ、北海道と青森県を結ぶ津軽海峡線の青函トンネルで、函館発新青森行きの6両編成の特急、「スーパー白鳥34号」の5号車の車両の下にあるモーター付近から白い煙が出ました。
JRは、列車をトンネル内の青森県側にあり、退避場所となっている、かつての竜飛海底駅から青森駅側に1キロほど進んだ場所に停車させました。
乗客124人はかつての駅に全員が避難し、JRによりますと、これまでのところけが人の情報は入っていないということです。
煙は、モーターから火花が出たあとに発生し、乗務員が消火器を使って午後5時半すぎに消し止めたということです。
乗客は今後、階段とケーブルカーを使って青森県側の地上まで避難する予定だということです。

津軽海峡線は上下線で運転見合わせ

北海道と青森県を結ぶJR津軽海峡線は、このトラブルの影響で上下線で運転を見合わせています。
JR函館駅では、青森方面に向かう予定だった利用客らが、駅員に状況を尋ねたり、臨時に設けられたいすに座ったりしていました。
東京に向かう予定だったというオーストラリアからの留学生は「きょう中に本州に行きたかったので困っています。しかたがないので、きょうは函館市内のホテルを予約しました」と話していました。

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