(define -ayalog '())

括弧に魅せられて道を外した名前のないプログラマ

サイボウズスタートアップスに入社しました。

無事に社会人歴 5 年を終え 6 年目の春をサイボウズスタートアップスという会社でスタートできたのでブログに書こうかなと思います。

時間がない人のために3行まとめ

サイボウズスタートアップスという会社に
Clojure 使いになるべく
入社しました

目次

なんとなく長くなりそうな気がしているので気になるところだけ読んでもらえればと。

  • 転職しました
  • 前職について
  • 去年一年の活動について
  • これからのこと

転職しました

というわけで転職をしたわけなんですが、きっかけはたまたま見かけた求人情報でした。「これから Clojure を採用していこうと思っている」という旨の書かれた求人情報を見たときに、「本気で言ってるなら話でも聞きに行ってみようかな」と思い比較的軽い気持ちで面接を受けることにしました。
後述しますが、前職や前の現場に対する不満はほぼなく仕事もそれなりに楽しくやっていたので、転職というのは面接の結果をメールで受け取るまでほとんど考えていませんでした。ちなみに結果は面接を受けた直後、電車で帰っている途中で受け取ったわけですが。 2 週間ほど悩みましたが、最終的に「 YES 」という内容の返事をしてそこから前職の社長に話をしたりして、 3 月末ギリギリまで前の現場で働いていて晴れて 4 月 1 日が初出社となりました。ちなみに 2 週間の間にちょこっと知り合いの会社を受けたり、転職エージェントに話を聞きに行ったりしたのですが、知り合いの会社は敢え無く落ちて、転職エージェントは書類は全部通ったけど面接までが長かったので受けずにおりました。

タイトルにある通り、転職先はサイボウズスタートアップスという会社です。知らない人は覚えてね。自社サービスを作って提供するというようなことを主にしている会社なので、今までみたいにいろんな会社に出向いて働くということはなくなります。エンジニアの数は少ないですが、その分技術に関しては自分に任せてもらえる部分が増えるのかなと思います。あとは Emacs/Clojure チョットデキル人が出入りしているので学べるところは積極的に学んでいきたいところ*1。仕事なんですがわりと真面目に今 Clojure 使っていこうっていうところで、僕もそこに加わるのでこれからガンガン Clojure 触っていくことになると思います。

前職について

結構自由にさせてもらいました。東京に出てくるという話を持ちかけてくれた社長のおかげで、いい仕事やいい人たちに出会えた気がします。自由にさせてもらったと言っても、結局は常駐先に依存するわけですがその行く先に関しては自分の考えや意見を通させてもらったかなと。まぁ最初の一年はちょっとお茶目なプロジェクトにアサインされて地獄を見て流石に心折れかけましたが、それはそれとして僕がこうして Rails プロジェクトを経験してそこからいろんなものを得ることが出来たのは偏に前職の社長のおかげだったのかなと。東京に出ることなく地元で腐っていたらと思うとぞっとしますが、今思えば結果的にいい決断をしてきたのかなと思っているところです。
ちなみに前回のときの話はこんな感じでしたね。

去年一年の活動について

一年間くらい Rails エンジニア(仮)として働いてきました。外向けのプロジェクトでは結局 2 つの Rails プロジェクトを経験した感じですね。最後のプロジェクトではエンジニアとしてのレベルが「ぐーん」と上がったような気がします。また今まで苦手としていた JavaScript と改めて向き合うことができたりと成長を感じた一年間でした。

ブログに書いたことでさっと振り返ってみると

Ruby on Rails というひとつのフレームワークを使ったプロジェクトの中で黒魔術的な色々を見たり、テストコードが書いてあって凄い感動した頃。

このときはすでに 2 つ目のプロジェクトですね。

Angular JS 使っていくからと宣言され、 CoffeeScript 派だったのに無理やり改宗を迫られ結局チームの中で「 JavaScript 出来る人」という地位を築いてしまったのがこの辺の出来事のせい。そういえば、まだこのときは Promise をあまりうまく使いこなせてなくて、まだ非同期はただの Callback で処理してましたね。

もうこの辺だとチーム内でコードレビューうるさい人という印象が根付いていたように思います。

だいたいメイントピックはこんなところでしょうか。ここだけの話 Rails のプロジェクトに初めて参画したときは不安で不安で仕方なかったです。自分の実力で追いつけるのかとか、ちゃんと求められる成果を出せるのかとか。結果としては杞憂だったわけですが*2、 2 つ目のときは自然言語の壁もあったのでそれはそれで不安でした。まぁ多かれ少なかれハッタリかましてそのハッタリかました分の苦労をちゃんとするという感じでプラマイゼロという感じでなんとかこれまでやってこれてます。

3 月末までいたところでは最後の日に一緒に働いたチームメンバーにめっちゃ "Thank You" って言われて泣きそうでした。コミュニケーション全く取れないところからスタートして、それなりに努力して出来るだけ日本人/外国人問わず同じチームの人間として接していこうと頑張ってたけど、 "Thank You" って言われてちゃんとやってきてよかったなって改めて思いました。今まで仕事してきてこんなに感謝されたり出て行くことを惜しまれたことが初めてだったし、自分自身としても結構思い入れがあるプロジェクトになってしまったので名残惜しくはありました。「もう少しここを綺麗にしたい」みたいな個人的な TODO もたくさん残してきてしまったのもありますしね。

そんなわけで Rails エンジニア(仮)としての日々は終わりましたが、結構 Rails エンジニア(仮)としてやってきて身についたことも沢山あるので今後に活かしていけたらいいなと思っています。

これからのこと

とりあえず Clojure に全振りです。 Clojure 、今まで色々と話を聞いた感じだと日本語の情報だいたい古くて使い物にならなくなりつつあるのもだいぶあったりして、結局英語漬けになりながら日々トレンドを追っかけたりしていく必要がありそうです。最終的には日本で Clojure といえばあの人/会社だよね、と言われるようになっていけたらいいなと思っています。

気がついたらなんとなく Lisp というものに出会って Scheme を書いたりして、遊んでいた頃から憧れていた Lisp のお仕事をすることになってました。三歩進んで二歩下がるみたいな人生ですが、これからも頑張っていくのでどうぞよろしくお願いします。

最後に、Clojure 勉強しているのでなにかくださいm(__)m

*1:今日初めてまともに会話したんですが、結構ガチで僕の 20 倍くらいデキル感あるので正直僕レベルでこれからやっていけるか一抹の不安はありますが、またとない成長機会なので積極的に技術面でのスキルを盗んでいきたいところ

*2:もちろんそれなりに努力はした上でなんとかなってきたという感じです