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焼き肉店で食事し入院の中学生死亡 北海道
4月3日 15時48分

焼き肉店で食事し入院の中学生死亡 北海道
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先月、北海道栗山町の焼き肉店で食事をしたあと、食中毒で入院していた14歳の女子中学生が死亡しました。警察は死亡した原因を確認し、食中毒と関連がないかどうか詳しく調べています。
保健所などによりますと、栗山町に住む14歳の中学3年生の女子生徒は、先月19日に町内の焼き肉店でほかの生徒らと一緒に食事をしたあと、2日後に下痢や腹痛など食中毒の症状を訴えました。女子生徒は翌日から札幌市内の病院に入院し、治療を受けていましたが、1日未明になって容体が悪化し、死亡したということです。
この店では、当時、食事をしていたほかの13人も同じような症状を訴え、このうち5人から食中毒の原因となる「カンピロバクター属菌」が検出されたということです。このため、保健所は集団食中毒と断定して、先月30日までの4日間、店を営業停止にしていました。
「カンピロバクター属菌」は鶏肉などに含まれ、調理器具などの消毒が適切でなかったり、十分に加熱せずに食べたりすると、食中毒を引き起こすということですが、厚生労働省によりますと、記録が残っている平成8年以降、国内ではこの菌による食中毒で死亡したケースは報告されていないということです。
警察は死亡した原因を確認し、食中毒と関連がないかどうか調べています。

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