話が面白い人がモテるというのはよく聞く話ですし、事実です。
お笑い芸人がモテるのは、彼らの口がうまく、状況に即した気のきいた話ができるからです。
しかし、世の中の大半の人は話上手というわけではないでしょう。
どちらかというと、目の前に好きな人がいたら舞い上がってしまって、うまく話せないという人が多いのではないでしょうか。
では、そんな口下手な人は一体どうすればいいのでしょうか。
答えは簡単です。喋らなければいいのです。
もともと女性は自分の話を聞いてもらうのが大好きで、話しているうちにどんどん気分がよくなっていきます。
このことから女生との理想的な会話のバランスは、相手の話を聞くのと、自分の話す割合が8:2だとされています。
あなたはただ、会話の間に相づちや、コメントを挟んでいけばいいのです。
面白いもので、女性は自分の話を熱心に聞いてくれる男性に対して、「自分のことを分かってくれる優しい人」と勘違いしてしまうのです。
もし、あなたが口下手であれば、この性質を使わない手はありません。
女生との会話が盛り上がってくると、いろんなことを話してくるはずです。当然、女性は自分の話をしますから、男からするとよくわからない話や、どうでもいい話もたくさん出てきます。
なんて返答すればいいのだろうと、悩んでしまうシーンも多いはずです。
しかし、心配はいりません、このコツをおさえるだけで問題ありません。
それは「相手の心情をそのまま言ってあげる」ということです。
例えば、「友達と待ち合わせしてたのに、2時間も遅れてきたの!信じられなくない?」と話してきたら、「それは本当に腹が立つね」と返しましょう。
あるいは「私だけ会社の中でこき使われてて、同僚の子は定時で仕事終わったのに、こないだも私だけ変な仕事上司にやらされてたんだよね」などと話して来たら、「ほんとに!?それはやるせないね」といった感じで返しましょう。
くれぐれも理性的なアドバイスをしてはいけません。
よく「男は頭で考える」「女は感情で考える」というふうに言われることがありますが、これはまさに真理をついています。
女性はあなたにアドバイスをしてほしいのではありません。ただあなたに話を聞いてもらいたいだけなのです。
どうしても男性というのはアドバイスをしたくなる性質があります。しかし女性がどんなにとりとめのない話をしてきたとしても、ぐっとこらえて、女性の話を聞き続けてあげましょう。