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自然界育ちのトキのペア 営巣を初確認3月28日 7時31分
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7年前から新潟県佐渡市で放鳥が続く、国の特別天然記念物トキの自然界で生まれ育った2羽がつがいになり、巣を作っているのが、放鳥後、初めて確認されました。環境省によりますと、絶滅前の昭和54年以来、36年ぶりだということです。
国の特別天然記念物トキはいったん絶滅しましたが、中国から譲り受けて繁殖が続けられ、7年前の平成20年に新潟県佐渡市で放鳥が始まり、3年前には自然界でひなが誕生していました。
こうしたなか、27日に佐渡市の林で、自然界でおととし誕生した2歳のメスと、個体識別のための足環(あしわ)が付いていないオスが巣を作っているのを環境省が確認しました。3年前と去年に誕生したトキのひなには、ストレスを与えるおそれがあることなどから足環を装着していないため、環境省はこのオスも自然界で誕生したトキとみています。
環境省によりますと、自然界で生まれ育った2羽がつがいになり、巣を作っているのが確認されたのは、放鳥後初めてで、絶滅前の昭和54年以来、36年ぶりだということです。環境省は、ひなの誕生につながるかどうか、注意深く観察を続けています。
こうしたなか、27日に佐渡市の林で、自然界でおととし誕生した2歳のメスと、個体識別のための足環(あしわ)が付いていないオスが巣を作っているのを環境省が確認しました。3年前と去年に誕生したトキのひなには、ストレスを与えるおそれがあることなどから足環を装着していないため、環境省はこのオスも自然界で誕生したトキとみています。
環境省によりますと、自然界で生まれ育った2羽がつがいになり、巣を作っているのが確認されたのは、放鳥後初めてで、絶滅前の昭和54年以来、36年ぶりだということです。環境省は、ひなの誕生につながるかどうか、注意深く観察を続けています。