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アジアインフラ投資銀 台湾も参加の意向
3月28日 22時14分

アジアインフラ投資銀 台湾も参加の意向
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中国が提唱するアジアインフラ投資銀行について、台湾の蕭万長前副総統は中国の習近平国家主席に、台湾が参加したいという意向を伝え、中国側の今後の対応が注目されます。
国際フォーラムに出席するため中国南部の海南島を訪れた台湾の蕭万長前副総統は28日、中国の習近平国家主席と会いました。台湾メディアの報道によりますと、蕭前副総統は習主席に、中国政府が設立を提唱しているアジアインフラ投資銀行について、台湾が参加したいという意向を伝えたということです。蕭前副総統は馬英九総統の1期目に副総統を務め、今回の訪問の前に馬総統と意見を交わしていることから、習主席への発言は馬政権の意向とみられます。
台湾の馬政権としては、アジア地域のインフラ建設市場への台湾企業のビジネスチャンスが拡大することなどに期待し、今後、台湾の参加を巡って中台間で話し合いが行われるものとみられます。ただ、中国は「1つの中国」という考え方から、台湾が国際社会で活動する場を広げることに神経をとがらせており、みずからが提唱している国際金融機関への台湾の参加についてどのように対応するか注目されます。

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