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ソマリア イスラム過激派がホテル襲撃
3月28日 10時20分

アフリカ東部のソマリアで27日、イスラム過激派組織「アッシャバーブ」が首都にあるホテルを襲撃し、政府関係者など少なくとも14人が死亡しました。
ソマリアの首都モガディシオ中心部にあるホテルでは27日、入り口で車が爆発したあと、武装グループが押し入りました。武装グループは宿泊客や警備員らに向けて銃を乱射し、ホテルに立てこもりましたが、現地からの報道によりますと、政府の特殊部隊が突入し、翌日にはホテルを制圧したということです。このホテルは外国人や外交官が会合などでよく利用する場所で、襲撃によって、スイスに駐在するソマリアの大使など少なくとも14人が死亡し、10人以上がけがをしたということです。
襲撃については、ソマリアに拠点を置くイスラム過激派組織「アッシャバーブ」が犯行を認めており、ホテルに集まっていた政府高官を標的にしたとみられています。アッシャバーブに対しては、政府軍が掃討作戦を行っているのに加え、アメリカが無人機による攻撃で幹部を殺害するなど、国際的な包囲網も強まっていますが、ソマリアでは先月も、アッシャバーブがホテルを襲撃し、議員や閣僚が死傷するテロ事件が起きていて、治安が改善する見通しは立っていません。

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