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山田菜々、バラドルで「売れてやるぜよ!」NMB卒業イベント完走

サンケイスポーツ 4月3日(金)7時0分配信

 NMB48から3日に卒業する山田菜々(23)が2日夜、大阪市中央区のIMPホールで卒業記念の24時間イベント「ジケンだぜっ! 山田菜々24時」を完走した。エンディングでは、読売テレビ系「24時間テレビ」のテーマ曲「サライ」をメンバーと合唱。のべ7000人のファンから丸一日浴び続けた熱い「菜々ちゃん」コールに応え、「絶対売れてやるぜよ!」と、バラエティータレントとしての成功を誓った。

 さよならの涙は卒業公演までとっておく。

 24時間7部構成のオーラス、キャプテンとして率いたチームMの面々とのトークコーナー終盤に1人だけ会場外に連れ出されると、ピンクのドレスにお色直し。スカートの裾にすっぽり隠れる手押し車に乗り、盟友の山本彩(21)を従え卒業パレードだ。約20メートルのレッドカーペットを進むと、チームNのメンバーが待っていた。

 ステージに戻ると、24時間イベントのエンディングにピッタリの「サライ」をMとNで大合唱。鳴り止まない「菜々ちゃん」コールに、卒業ソング「みんな大好き」を歌ってお返しすると、「みんな、ありがとう。ちょっと泣きそう」と、一瞬だけ感極まりかけた。

 「24時間やるアイドルなんていてない。ホンマ楽しかった。いろいろ頑張らないとなって、あらためて思います。絶対売れるで。何が何でも売れてやるぜよ!」

 大阪出身で、難波のアイドルなのに誓いの言葉が土佐弁なのは山田らしいご愛敬。ファンは大歓声で後押しした。

 最初に24時間を告げられたときは「マジにやるのか? お風呂に入れるのか? メークがボロボロになるんじゃ?」と疑問符だらけだった卒業記念イベント。トークに舞台、もちろん歌と、なぜかマラソンもありで完走した。

 1日夜にスタートし、まずは薮下柊(16)に「(NMBを)やめるのが楽しくて仕方がないと言っていた」とバラされ、「それを言うとは。マジ、クソガキ!」とブチ切れ。さらには突然“24時間といえば”と大阪城周辺を約10分走らされた。

 2日早朝に約1時間半の仮眠をとると、NMB同期の親友で、現在は吉本新喜劇研究生の福本愛菜(22)と「NMB新喜劇」で共演。「悔いのないNMB48、山田菜々を過ごせた」と充実した24時間だった。

 「みんな、ホンマに大好きですよ! また必ずどこかで会いましょうね。絶対売れて帰ってくるぞー!!」。さよならの笑顔が弾けた。

最終更新:4月3日(金)7時0分

サンケイスポーツ