石田ゆうすけのエッセイ蔵

旅作家&エッセイスト、石田ゆうすけのブログです。


※親サイトの『7年半ぶっ通しチャリ世界一周』はパソコンを新しくしたためにストップしたままです。
近況報告や各種案内は、もうしばらく、当ブログにて行います。
桜吹雪舞う中を

どんくさすぎて仕事がたまる一方だが、
昨日は晴れてしまったので、
ちょっとだけ花を観にいった。
近くの善福寺川へ。
ほんとにちょっとだけ。
(誰への言い訳だ?)

目黒川の桜は圧巻だったけど、
やっぱ善福寺川もいいなー。
こちらは桜のトンネルの下を歩きます。
花が散り始めていたので、
まさに桜吹雪を浴びながらのお散歩。



目黒川の桜と比べると、
こっちは1本1本がデカいです。



風が吹くと桜の甘い香りが。
やっぱいいわー。
外国人さん、ここ歩いてみなよ。
日本のこと、もっと好きになるから。



桜の下に座ってお酒なんて飲んでませんから。
すぐに帰りましたとも。ええ。

| 生活 |
なんだこの情けない体力

絶望的な疲労感から
今朝は携帯のいちばんやかましい
黒電話アラームがジリンジリン
鳴り続けても起きられなかった。
10時になってようやく起床。
なんなんだ、この異様なダルさは。
昨日は朝から取材で
ずっと立ちっぱなしだったからだろうけど、
それだけでこんなに疲れるなんて。。
終わってるなあ。
ちなみにパン屋さんの取材だったんですが、
主人は人間業とは思えないスピードで動き回っていて、
同い年ぐらいなのに、まるで猪のような精力。
彼は今朝も朝から猛烈に動いているんだろうなあ、
と思うと、自分のくたばり方が情けなくなります。
僕は立っていただけなのにねぇ。
でもま、一昨年はブータンの3千mの峠を
毎日のように自転車で越えても
元気まんまんだったんですけどね。
あー、つまんねぇ言い訳オヤジだ。


言い訳ブータン

| 生活 |
岡崎ラブ!!!

友人から神宮球場の
阪神-ヤクルト戦のチケットが回ってきた。
(もーちゃん、ありがとう!)
でもこの夜は日本vsウズベキスタンの
サッカーの試合もあるのだ。
悩んだ末、サッカーを録画し、
神宮球場に足を運ぶことにした。



始球式はなぜかさだまさし。
ノーバウンドでキャッチャーに届いていた。
意外にやる。

さあ、今年の俺の開幕が始まった!
ワッショイワッショイ!
うおお!いきなり阪神が3点先取!
楽勝ムードやがなー!

ところが、途中で大雨が降ってきて、
試合はノーゲーム、中止になりました。

で、帰り道、
サッカーの結果が人々の口から聞こえてこないように、
両耳を両手でこすりながら歩き、
電車に乗ってからも
ずっと下を向いて耳をこすり続け、
無事に結果を知ることなく帰宅に成功。ふう。
まったく、情報化社会なんてろくなもんじゃない。
この世から一瞬でスマホや携帯が消えないかなー。

で、午前1時、さきほどサッカーの試合も終了。

俺はますます岡崎が好きになった。
どんだけいいヤツなんだ、まったく!!

で、明日は朝5時から取材へ。
さっさと寝ろ。


| スポーツ |
桜の密度

東横線沿いの某ビストロを
取材することになり、
こりゃちょうどいいや、
ってんで、その店に行く前に
中目黒駅で途中下車。
ここの川沿いの桜が見事なのだ。
川幅が狭いので、
両岸の木の枝が触れ合い、
おかげで「ウギャッ」と目を剥くほど
桜の密度が濃くなっている。
吹雪の空でも見ているようだ。

こんな感じ。




こういうのが3キロ以上続きます。

人出も尋常じゃないけど、
やっぱここの桜はすごいわー。



| 生活 |
コスタリカの男と渋谷のクラブ

昨日はコスタリカ人のクリスという男と飲んだ。
あ、コスタリカというのは中米の一国です。
クリスは3年前、桜前線を自転車で追いかける、
という旅をした男だ。
彼とは取材で奄美大島に行ったときに
フェリーの中で知り合い、
それから2か月後、彼が東京に着いたときに新宿で飲んだ。
そのときのことを書いたブログはこちら

コスタリカについては
拙著『いちばん危険なトイレといちばんの星空』
「世界一不気味なホテル」という項に書いている。
その異常なホテルな話をすると、
クリスはゲラゲラ笑って、
「そのホテル知ってる!」
というではないか。
じゃあ、帰国したら写真撮って送ってくれ! とお願いしたら、
彼は本当にそのホテルに出向いていって写真を撮り、
ちゃんと送ってくれた。
ところが僕の記憶に残っているホテルとはちょっと違うような……
でもこんな感じだったかな?…うーん…
と便秘がなかなか解消しないような気分に。
結局よくわからないまま月日は流れたのだが、
1ヵ月ほど前、そのクリスから
「また自転車で桜を追いかけるぜ」
とメールが来たのである。
なんという酔狂!
というわけで、
沖縄から走ってきたクリスと昨日は3年ぶりに再会し、
渋谷で飲んだのだった。

「なんでまた同じことしてるんだ?」
と10人中、おそらく10人が抱くであろう質問を僕がぶつけると、
「前回の旅が超おもしろかったから、
今度はコースを変えて走ってるんだ」
とクリスはアメリカ仕込みの英語で興奮気味に言った。

大阪ではたまたま釜ヶ崎に迷い込み、
昼日中からオヤジたちが路上で酔いつぶれていたが、
あれはなんなんだ?
とクリスが訊くので、
あれはそういうところだ、
日本で一番ホットなエリアだ、と説明しておいた。

そこへやたらとノリのいい若いカップルが
話しかけてきて、なんだか大騒ぎになり、
クリスが「クラブに行こう」と言いだし、
そんなわけで4人で渋谷のクラブに行った。
世界旅行のときは各地でそういう場所にも行ったが、
日本のクラブなんて四半世紀ぶりではないだろうか。
居酒屋でしゃべっているほうが好きな僕は
正直、「めんどくせーなー」とイヤイヤ付き合ったのだが、
入ってしばらくすると、
昔そういうのが好きだったころの血がよみがえってきて、
ずっと踊りまくっていた。
それにしても、渋谷のクラブ、たまたまだったのか否か、
客のほとんどが外国人、しかもアジア人が多く、
で、中国人はかなり個性的な踊りをするので、
ひと昔前の田舎のクラブみたいで、じつにおもしろかった。
渋谷の印象が変わったなあ(笑)。


こちらは渋谷の名居酒屋「山家」


阪神独走態勢に入りました!
贅沢は言わない。このまま無敗で突き進め!


ところで、クリスは前回の旅を
20分ぐらいのオッシャレーな動画にまとめ、
ユーチューブにのせています。
かなり素敵なので、
最初のほうだけでもよかったら→こちら
開始から31秒のところに、
僕がチラッと映っています(笑)。

| 生活 |
チョコのようなレバー

アルゼンチン取材を一緒に行った
カメラマンの中田浩資氏を招いて
世界一の町と言われる阿佐ヶ谷を案内した。
昭和風情たっぷりのスターロードを散策したあと、
日本一の焼き鳥屋、
次いでジャズバー「吐夢」、
といういつものコース。
世界各地でうまいものを
さんざん食べてきている中田氏も
日本一の焼き鳥屋の
首肉の香ばしさには頬を緩ませ、
レバーの生チョコのような滑らかさには目を丸くし、
〆の鶏雑炊には涙を流していた。
こうしてまた阿佐ヶ谷世界一説の信奉者を
ひとり増やしてしまった。

それにしても阪神、強すぎる。
梅野の二塁送球スゲー。

| 生活 |
これまでにないワクワク

開幕初戦、阪神が逆転勝利!
そして新生サッカー日本代表も完勝!
いい春だなあ。
それにしてもハリルさん、
期待以上ですがな!
球際の厳しさ、人への激しい寄せ、
そこを徹底していたのだろうなと思う。
だから全体合流からたった4日練習しただけなのに、
まったく違うチームになっていた。
“必死さ”があった!
これですよ、これ!
世界の中の日本の実力を考えたら、
必要なのは華麗なパスサッカーよりも、
激しさ、必死さですよ!
先発メンバーの斬新なチョイスもワクワクさせてくれたし、
なんといってもチーム内に競争原理が働いて、
ピリピリした張りと熱があった。
だから観ていて非常におもしろかった。
1戦だけで判断するのは早計だけど、
とりあえず次の試合がこれまでになく楽しみだなあ。やっほう。


なんだかんだいって
マッサンの最終回は泣いてしまいました。
いや、よかったな、今日のは。
いろいろケチをつけながらも、
彼らが織りなすドラマをもう観られない、
と思うと寂しいものです。


| スポーツ |
スポーツの春到来!

ヤバいヤバい、が無意識に口から出るほど、
いろいろ忙しくなってきたのだが、
といっても遊ぶときは遊ぶ。
というわけで、今日はプロ野球開幕。
朝からそわそわしている。
でもそれ以上に楽しみなのが、
新生サッカー日本代表。
ハリルホジッチ監督体制になって初の試合。
伝えられる報道に触れている限りでは、
日本代表にとても合った監督のような気がする。
問題点を客観的に見つめ、
選手たちにストイックに要求するあたり、
僕はかなり好きなタイプ。
どんなサッカーをするのか大注目。
現在日本の世界ランクは53位で、
対戦相手のチュニジアは25位。
勝ったらたいしたもんだ。
個人的には永井が楽しみ!

| スポーツ |
なんて間の悪い

4時や5時といった早朝に
パチッと目覚めてしまう。
時差ボケか、あるいは老人性の症状か?
と昨日書いたが、
今朝はアルゼンチンから帰ってきて初めて、
7時までぐっすりと寝ることができた。
前にアフリカから帰ったときも、
1週間ぐらいヘンだったから、
やはり日本のリズムを取り戻すまでに
僕の場合はそのぐらいかかるということか。
なんにしても、ようやく頭もすっきりして、
日本の時間に慣れたようでよかったよかった、
と思っていたら、今朝、仕事が入った。
栃木での取材だ。
合流時間までに行くには、えーと、
朝4:49発の電車で出発…。
起きるのもうめっちゃキッツいがな!がびーん。


『マッサン』がもうすぐ終わる。
開始早々の3週目ぐらいまでは
丁寧に作り込んでいる気がしたんだけど、
それ以降は脚本の粗さが目立つなあ。
どうしたんだろう?
感情移入したいのに、粗さが気になってできない。
素材やテーマはよかっただけに、
ちょっともったいない。




| 生活 |
まだ後遺症が

地球の裏側から帰ってきて一週間。
時差ボケなのか老人性の症状か、
毎朝5時に目が覚める。
昨日は悪夢で目が覚めた。
顔が墨のように真っ黒な影に覆われた
目鼻立ちの定かでない女がすりよってきて、
「本部に来い、本部に来い」
と宗教の勧誘をしてくる、
というもので、
「うわっ!」
と大声を上げて布団を蹴り、
目が覚めた。午前5時。
見た目がいかにおぞましかろうと、
目に見えぬ恐怖のほうが
根源的に恐ろしい、
とデカルトも言っている。
そんなわけで、完全に朝型となり、
まだ明けきらぬ空を見ながら
原稿を書いている。
なんか楽しい。

ぜんぜん関係ないけど、
羊が無性に食べたい。
腰のある赤ワインと一緒に。
これもアルゼンチン行の後遺症。
うまいんですよ、あっちの羊は。とんでもなく。







| 生活 |
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