今日の言葉

暇を持て余して

私は神経症が治っているから時々書くことがなくて困ってしまう。そこで、バカらしいと思いつつ、2チャンネルに行って、森田療法の討議状況を見てみた。
感想として、私が若いころ感じた森田療法のイメージとは大分変わっていて、皆冷めた目つきで見ているのが印象に残った。恐らくここに書き込んでいる人達の多くは、神経症の患者であるのは間違いない。熱烈に擁護している人はゼロで、”効果のない我慢療法”との意見に拍手を送った。

ところで、書き込み諸氏に共通している点を述べると、言葉の羅列でその中身がないことだ。恐らく、自分の書き込みを内容以上に見せるための工夫であろうが、空しく響き直ぐ退出した。

私のホームページで治った2人である、走る男さんとミカンさんの文を読んで分かるように、彼らは哲学的内容を書かない。それより、日常の目の前の簡単な雑務を的確に処理している様子がうかがえる。

健康世界とは単純なのです。単純な毎日だからこそ、難しい問題に直面しても解決できる。神経症者のように、箸一つ動かすのにも屁理屈を言うようでは、それ以上の問題全てが解決できない。

有能な政治家、有能な評論家、一流の科学者は、皆ものすごく難しい問題を分かりやすい言葉で解説してくれる。それに比べて神経症者は言葉の山を築き上げ、しかも何を言っているかさっぱり分からない。



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