
宮中では正月元旦に「晴れの膳」という儀式が執り行われます。その膳に供されるのが雉酒。御祝酒として女官達には「お雉さま」と呼ばれる大変めでたいお酒です。
室町時代には、「歴世女装考」に雉酒を振舞い、歓声が上がるほどの人気ぶりと記されています。
また、昭和初期の文豪幸田露伴が最上の酒として愛飲していたなどなど。古来より日本人に親しまれてきた伝統のかつ幻のお酒です。
歴史に刻まれてきたこの雉酒は、アミノ酸十八種類が豊富に含まれていることが解明されてきました。完熟させた雉のささみを厳選し、全て手造りで作られる雉酒を心ゆくまでお楽しみ下さい。