まー、いろいろと議論はあると思いますが、これも「千日手となる論争の火種」になるものだと思いますよ。
昨日、ボクが尊敬するキャピタリストのうちの1名の方がとあるところでポストしていましたが、当時としてはすげー高いと思ったけど、それでも投資したら期待をはるかに上回る成長して、それがいまの自分たちの礎になっていう的なことがあったと。
いや、いろいろな人がいろいろなことを言っているので、ボクがいうような話ではないかもしれないけれど、ベンチャー投資がバブルだって煽って、社会全体が委縮することで誰が得をするんだろうかって思うわけですよ。
損をするのは最終的には投資家だし、その投資は合理的な判断のもとに行われているのであれば、それこそ、投資は自己責任なわけだし、失敗から学べばいいわけですよ。もちろんその失敗の仕方っていうのにもお作法があることも起業家には学んでほしいけど。
ベンチャー投資がバブルかどうかを、ongoingな事象で語るっていうのはそもそも間違っていて、バブルかどうかではなく、振り返ってみてバブルだったというのが、バブルってやつの正体だと思っています。
1999年くらいからこの市場を見ているものとしての肌感覚でいうと、バブルっていうのは1999年~2000年くらいのことをいうのであって、ネットっていうエッセンスをまぶしたくらいの事業プランやちょっとしたサービスや、ウェブ制作の会社がすげー資金調達をしていたりみたいな時代があったわけで、そのときの熱狂からくらべたら、いまなんて大したことないなって。
でも、投資をする側も受ける側も、未上場の株式相場なんて相対でしか行われないんだから、当事者同士が納得して折り合えればそれが、高いも安いもないし、あとは投資を受けた経営者は、結果で示せばいいんですよ。
むしろ、そんな株価で投資ができたことが幸運だったね。
って投資家に言えるくらいに。
将来の大きな成長を展望ができていて、その大きな成長の実現する計画に確信をもっていれば強気でいいと思いますよ。それに共感する投資家が1人でもあらわれてくれれば資金調達はできるのだから。
でも、将来の大きな成長が見えないなかで、他の起業家が調達できているからとか、大きなM&AやIPOができているからという理由だけで、企業価値に対して強気になっているのであれば、それは彼らが指摘しているとおりだと思います。
株式市場に上場するととってもシビアな投資家たちの洗礼を痛いほどに浴びることにもなるし、それでも、経営者が語る未来を信じて投資してくれる人もいたりっていう部分もあるけど、未上場の投資っていうのは、その期待リターンも高いっていうこともあるけど、とにかく経営者が描く未来っていうところとその道筋を信じられるかにあるだけなので、他と比べること自体がナンセンスなんじゃないかっていうことも思わなくもないです。
とにかく、いまいえることは
投資家が視座を下げたらそれこそ所謂上場ゴールしか生まれなくなる
し、起業家は
自分たちの信じる未来を同じように信じてくれて投資をしてくれる人が1人でもいれば資金調達はできるわけです。
そして、その投資を受けて、大きな成長を遂げるという結果を示せば、そのときのバリュエーションは結果として安かったっていう話になるだけなんですよ。
ボクの考えはいろいろとこれまでにもこのブログで書いてきので、「赤字12億円とVCの本分」とか「他社が巨額の資金調達をしたり、大きな買収をされたり、IPOしたとしても焦ることなど何一つない」とか「いまからIPOを目指すなら」とかいろいろと読んでもらえるとうれしいのです。
そして、
上場をするということはそんなに簡単なものではないし、それと同じくらいに外部から資金を調達するということもお手軽なものではないし、外部株主となる投資家もツバを付けとこうとかひとまず投資しておこうみたいなカジュアルに投資をするというのは違うと思う。
っていう前提があるっていうことも覚えておいてほしい。
投資をする、投資を受けるっていうのは大きな成長を実現するための第一歩となるわけだし、そこにはやはりそれなりの覚悟っていうものが必要だと思う。
でも、その覚悟っていうのは悲壮感みたいなものではなくって、やりきって大きく成長して結果をだそうっていうところへの覚悟であって、やってやるんだぜっていうワクワク感に溢れているものだと思うわけです。
そうした中で、どんなバリューエーションだって、結果として大きく成長できたらいいってうだけの話だし、そうした企業価値云々を語って時間を費やすまえに、どうしたら大きく成長できるのか。ユーザーと向き合って、サービスや製品と向きあって、とにかく知恵を絞って、施策や戦略を考えて、がむしゃらにやっていくことが重要なんだと思います。
そして、経営者は資金がたくさんあったとして「1ドル1ドルをあなたの最後のドルかのように使え」という教えを肝に銘じて経営にあたっておくことが重要であるし、一方で、勝負どころで大胆に勝負できるのかっていうところも重要だったりするなっていうところではないかと思います。
最後にITVの河野さんはこう言ってます
「ぶっとんだ大きな夢を、素直に語ってくれないか?」
と。
では、また。
昨日、ボクが尊敬するキャピタリストのうちの1名の方がとあるところでポストしていましたが、当時としてはすげー高いと思ったけど、それでも投資したら期待をはるかに上回る成長して、それがいまの自分たちの礎になっていう的なことがあったと。
いや、いろいろな人がいろいろなことを言っているので、ボクがいうような話ではないかもしれないけれど、ベンチャー投資がバブルだって煽って、社会全体が委縮することで誰が得をするんだろうかって思うわけですよ。
損をするのは最終的には投資家だし、その投資は合理的な判断のもとに行われているのであれば、それこそ、投資は自己責任なわけだし、失敗から学べばいいわけですよ。もちろんその失敗の仕方っていうのにもお作法があることも起業家には学んでほしいけど。
ベンチャー投資がバブルかどうかを、ongoingな事象で語るっていうのはそもそも間違っていて、バブルかどうかではなく、振り返ってみてバブルだったというのが、バブルってやつの正体だと思っています。
1999年くらいからこの市場を見ているものとしての肌感覚でいうと、バブルっていうのは1999年~2000年くらいのことをいうのであって、ネットっていうエッセンスをまぶしたくらいの事業プランやちょっとしたサービスや、ウェブ制作の会社がすげー資金調達をしていたりみたいな時代があったわけで、そのときの熱狂からくらべたら、いまなんて大したことないなって。
でも、投資をする側も受ける側も、未上場の株式相場なんて相対でしか行われないんだから、当事者同士が納得して折り合えればそれが、高いも安いもないし、あとは投資を受けた経営者は、結果で示せばいいんですよ。
むしろ、そんな株価で投資ができたことが幸運だったね。
って投資家に言えるくらいに。
将来の大きな成長を展望ができていて、その大きな成長の実現する計画に確信をもっていれば強気でいいと思いますよ。それに共感する投資家が1人でもあらわれてくれれば資金調達はできるのだから。
でも、将来の大きな成長が見えないなかで、他の起業家が調達できているからとか、大きなM&AやIPOができているからという理由だけで、企業価値に対して強気になっているのであれば、それは彼らが指摘しているとおりだと思います。
株式市場に上場するととってもシビアな投資家たちの洗礼を痛いほどに浴びることにもなるし、それでも、経営者が語る未来を信じて投資してくれる人もいたりっていう部分もあるけど、未上場の投資っていうのは、その期待リターンも高いっていうこともあるけど、とにかく経営者が描く未来っていうところとその道筋を信じられるかにあるだけなので、他と比べること自体がナンセンスなんじゃないかっていうことも思わなくもないです。
とにかく、いまいえることは
投資家が視座を下げたらそれこそ所謂上場ゴールしか生まれなくなる
し、起業家は
自分たちの信じる未来を同じように信じてくれて投資をしてくれる人が1人でもいれば資金調達はできるわけです。
そして、その投資を受けて、大きな成長を遂げるという結果を示せば、そのときのバリュエーションは結果として安かったっていう話になるだけなんですよ。
ボクの考えはいろいろとこれまでにもこのブログで書いてきので、「赤字12億円とVCの本分」とか「他社が巨額の資金調達をしたり、大きな買収をされたり、IPOしたとしても焦ることなど何一つない」とか「いまからIPOを目指すなら」とかいろいろと読んでもらえるとうれしいのです。
そして、
上場をするということはそんなに簡単なものではないし、それと同じくらいに外部から資金を調達するということもお手軽なものではないし、外部株主となる投資家もツバを付けとこうとかひとまず投資しておこうみたいなカジュアルに投資をするというのは違うと思う。
っていう前提があるっていうことも覚えておいてほしい。
投資をする、投資を受けるっていうのは大きな成長を実現するための第一歩となるわけだし、そこにはやはりそれなりの覚悟っていうものが必要だと思う。
でも、その覚悟っていうのは悲壮感みたいなものではなくって、やりきって大きく成長して結果をだそうっていうところへの覚悟であって、やってやるんだぜっていうワクワク感に溢れているものだと思うわけです。
そうした中で、どんなバリューエーションだって、結果として大きく成長できたらいいってうだけの話だし、そうした企業価値云々を語って時間を費やすまえに、どうしたら大きく成長できるのか。ユーザーと向き合って、サービスや製品と向きあって、とにかく知恵を絞って、施策や戦略を考えて、がむしゃらにやっていくことが重要なんだと思います。
そして、経営者は資金がたくさんあったとして「1ドル1ドルをあなたの最後のドルかのように使え」という教えを肝に銘じて経営にあたっておくことが重要であるし、一方で、勝負どころで大胆に勝負できるのかっていうところも重要だったりするなっていうところではないかと思います。
最後にITVの河野さんはこう言ってます
「ぶっとんだ大きな夢を、素直に語ってくれないか?」
と。
では、また。