かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

セルフ系うどんチェーンは一度荒廃すると目も当てられない…



毒にも薬にもならない雑記ですが、やり場のないモヤモヤを抱えてしまったので聞いてください。

 

最近…それも2件ともはなまるうどんですごく荒んでるお店に行ってしまった。

 

1件はフードコートのはなまるうどんで、シフトのミスか、それとも意図的かはわからないけど、行列に対して3人でお店を稼働させてる所。

並べば売れ残った鶏天揚げ物はなく、並んでる最中に上がった唐揚げを作ってた。だが、くっついた唐揚げをフライヤーの上の揚げ物を置くところにトングを使って叩きつけながら取っている光景があり、一向に進まない列で直立不動でその光景を見てると「何だ?俺らははなまるうどんにエサを食わされてるのか?」と思った。

 

いや、並ばされた挙句、食べ物を対して選ぶこともできず、汚れたキッチン、補充されずトッピングを入れていた空箱が水に浮いた厨房。

 

頼んだら頼んだで、直前まで凍ってた「何か」をなんとか回答して食べさせようとされ、それに対して店員は「少々お待ちください」も何もなくただただ黙って別のことをし始めてる。

 

態度が気に食わないと言う話ではなく、「ここまで不衛生で感じが悪いお店に並ばされて食事をしたと思うとメシがまずくならないほうがおかしい」と言いたいのだ。

しかも、その段取りが目に見える分、明らかに店員が不機嫌で感じが悪く、やってることも雑に見えることがわかる分だけ腹が立つのだ。

 

はなまるうどんの感じの悪さは別の店舗でも同じだ。

 

しかも、こっちは感じが悪いだけじゃなくて、まずい。

20代半ばの外食慣れしてるぼっちが、胸やけを起こしてかき揚げを残すほど油っこく、それでいてやる気のなさそうな店員に棒読み以下の無愛想さで対応されちゃうのだから「これならコンビニでおにぎり買ったほうがまだ良かった」と言う気持ちにしかならない。

 

はなまる以外にも、セルフ系うどんチェーンで荒んだお店は何件かあるし、見たことあるけど、本当に「見えなくていいものが見える」から頭にくる。

 

多くの場合、共通していることは人手不足である。人手不足なくせに過剰な店舗展開をした結果なのか、それとも場を和ませるベテランのパートのおばちゃんを優遇してこなかったツケか、手際の悪い若い兄ちゃんが不機嫌そうに働いてる…というお店が荒んでる傾向が強い。

 

パートのおばちゃんの話をしたから言うが、僕の経験上JRの駅ナカ・駅付近のさぬきうどん屋と、丸亀製麺の荒んだお店は今のところ見たことない。それどころか、適度に手際の良いおばちゃんが働いてるから多少サービスが店舗によってブレるが、食えたもんじゃないほど荒廃した店舗は見たことがない。

 

僕がはじめて見た荒んだ店舗は瀬戸うどん。これはすき家で有名なゼンショーが経営母体で人手を敢えて減らしたのは目に見えてる。次に楽釜製麺所だったけど、最近ははなまるうどんの方が荒んだお店を多く見かけるようになった。

 

うどんチェーンは客単価が上がらないくせに、原価は輸入が中心でしょっちゅう値段が変わるので、「人件費を下げたい」と言うのはわからんでもない。

だけど、人件費下げて人でを減らしたら、トッピングが散らばってる厨房・片付けられない揚げ玉やネギ・不機嫌そうでかつ急いでて乱暴な店員の姿が目につくことを経営者はどれだけ考えているんだろうか?

 

うどんチェーンは今後、大きく整理される?

 都心で有名なセルフ系うどんチェーン4ブランドは丸亀製麺を除くと全部丼もので有名なチェーン店である。

 

楽釜製麺所は東京チカラめし・金の蔵と同じ会社。

瀬戸うどんはすき家ゼンショー

はなまるうどんも実は吉野家の子会社。

 

丸亀製麺だけは兵庫県の弱小(と言っても差し支えないぐらいうどんチェーンを出すまでは大きなヒットがなく、今や丸亀製麺が売上の9割となってる)外食企業「トリドール」が運営してる。

 

つまり、丸亀製麺だけが社運をかけてうどん屋をやっているから、安直に「利益を上げるために人件費を下げる」ということをしない。

一方で楽釜や瀬戸うどんはあからさまに低価格路線を売りにしてきた企業だから「価格下げて、回転率上げればどうにかなるッスよ」と言うノリで特に円安で小麦が高騰する時期じゃなくても、平然とコストカットで、荒んだうどん屋を作る!

 

はなまるうどんについては創業したのは吉野家とは関係ない人だったが、諸事情から子会社化した。

つまり、今となっては吉野家なので、品質が悪くなっても、利益が上がりにくく苦しい時にはサービスの質は簡単に落とす。

 

これらの「早い安い」のビジネスモデルを主体とする企業が経営母体だが、ファミレスを主とする丸亀製麺が一人勝ちの様相を呈したのはなぜか?

 

それは、うどんなんて家で作れるからだ。

 

ラーメンや牛丼のように外食で食べるほうが圧倒的に多いものと違って、うどんは家でも作る。しかも、うどんが打てなくてもそれなりの既成品が手に入る。

だから、安かろう悪かろうに行き過ぎると、うどん屋に対して「そこまで行くなら家で食べたほうがいいよ」となる。

 

また、ラーメンや牛丼は男の食べ物としてやっていくこともできるが、うどんはそれほど若い男性客に偏っているわけでもない。

 

だから、コストカットしたダメージが響きやすい。

セルフ系のうどん屋をコストカットすると悪影響になるところは4つ。

1、麺…湯で時間を短縮するために細くしたり、成分を変えたり、ゆでてから作り置く時間をながくしたり…色々な手抜きができる。だが、細工すればするほど「お店で食べる必要ないよね」と言われやすいものになる。(※これは香川県でのうどんブームの時も大量に作ろうとするあまり起こったことらしい)

2、接客…接客と呼べないほど、店員が荒れていて来るだけで気分が悪くなるほどになってしまう。

3、衛生面…先程も述べたように、お店が荒れる。汚れても掃除しない、ひどい店だとハエが飛んでるようなところも。

4、揚げ物の油…丸亀製麺の人気の理由は「揚げ物に使ってる油がいいから胃もたれしないこと」と言う人もいるほど油がよく、天丼にして食べる事ができ、揚げ物のファンも居るらしい。でも、そこまでのうどんチェーンは他に聞いたことがない。

 

参照:丸亀製麺の裏メニュー?天丼がめっちゃ美味そう( º﹃º` ) 

 

別に丸亀製麺の宣伝をする気はないのだが、どうしても目指しているところが「地方のファミレス」と「安い早いの牛丼チェーンモデル」なので、ファミレスのほうが勝ってしまうね…。

ファミレスは家族で入れるぐらい感じの良いお店で、年配者が食べてももたれないものを提供しないと商売が回らないことから、配慮すべき点が早さよりも品質になっていく。

 

円高・株安・デフレの時は安い早いモデルの方が優勢だったかもしれない。でも、今は円安・株高・脱デフレだからなおさらうどんチェーンは整理されていくんだろうなぁ…。

 

荒んだうどん屋で、食えないほど脂っこいかき揚げを残してしまった時に僕はふとそんなことを思ったのです。

 

 

 実際に、自分が通販で頼んで食べたヤツでけっこううまかったのがこれ。

 これ以外にも今は香川県の名店が監修した通販うどんで美味しいうどんで、安くていいのが食べられる時代。うどんは安かろう悪かろうなのに店に食べる必要ないよ。

 

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