米中のはざまで揺れ動く韓国の決断

 一方、米中のはざまで大いに揺れたのが韓国だ。THAAD(終末高高度防衛)もAIIBに関しても曖昧な姿勢をとり続けてきたが、結局、AIIBの参加を決めた。この経緯は日経ビジネスオンラインの記事に詳しい。

「AIIB」で中国陣営に飛び込んだ韓国
中国の挑戦に揺らぐ国際秩序を真田幸光教授に聞く

「早読み 深読み 朝鮮半島」より
中国が計画するアジアインフラ投資銀行(AIIB)に韓国が参加を決めた。米国主導の国際秩序を中国が揺さぶる中、日本はどう動くべきか。真田幸光・愛知淑徳大学教授に聞いた。[全文を読む]


「こちらに来るなら3月中」と韓国を急かす中国
「駐韓米大使襲撃事件」を木村幹教授に聞く(2)

「早読み 深読み 朝鮮半島」より
中国側に行くのか米国側に残るのか――。韓国に対する「踏み絵」の期限が突然、3月末に繰り上がった。「駐韓米大使襲撃事件」が日米中ロ“4強”の駆け引きを加速する中、揺れる韓国を木村幹・神戸大学大学院教授と読む。[全文を読む]


「米大使襲撃」で進退極まった韓国
「二股外交の破綻」を韓国の識者に聞く

「早読み 深読み 朝鮮半島」より
韓国は窮地に陥った。3月5日にリッパート駐韓米大使への襲撃事件が起きたからだ。「米国から見捨てられるかもしれない」と韓国人は首をすくめている。韓国の識者と、事件をめぐる今の韓国の状況と今後を考える。[全文を読む]


「人民元圏で生きる決意」を固めた韓国
「日韓スワップ終了」を真田幸光教授と考える

「早読み 深読み 朝鮮半島」より
日韓の2国間スワップが2月23日をもってすべて終了した。これを国際金融界は「韓国は人民元を頼りに生きる決意を固めた」と見なした。日韓スワップの終了を真田幸光・愛知淑徳大学教授と考える。[全文を読む]


日本の無力化狙う韓国の「衛星外交」
「分水嶺の韓国」を木村幹教授と読む(4)

「早読み 深読み 朝鮮半島」より
2014年7月の中韓首脳会談が、韓国における米韓同盟に対する理解を一気に変容させた。加速するアジア流動化の中、激動の引き金は南の通貨危機か、北の核実験か。木村幹・神戸大学大学院教授と展開を読む。[全文を読む]


国論分裂が始まった韓国
「戦時作戦統制権」を読者と読む

「早読み 深読み 朝鮮半島」より
米国から韓国への戦時作戦統制権の返還は無期延期が決まった。米国は対中戦略としてTHAAD配備を進めるが、中国は韓国を脅し、食い止めを図る。米中双方から「どちらに付くのか」と迫られる韓国。ついに国論が分裂し始めた。[全文を読む]


「核攻撃の対象」と中国に脅される朴槿恵
韓国の識者に聞く、二股外交の末路

「早読み 深読み 朝鮮半島」より
韓国政権の「従中」に米国の怒りは高まるばかり。政権を支持してきた韓国の言論人も一斉に、米陣営に戻ろうと言い始めた。しかし、戻れるのか。中国は、核攻撃も辞さず、と脅しをかける。韓国は近い将来、大きな決断を迫られる。[全文を読む]


中国が仕掛けた「中立化の罠」にはまる韓国
中韓首脳会談を木村幹教授と読む(3)

「早読み 深読み 朝鮮半島」より
米国と中国の狭間で、今後いずれと結ぶかに惑う韓国。惑う先で「中立化」の道を探るが、それは中国が仕掛ける「離米」への道につながる。木村幹・神戸大学大学院教授と、その先を読む。[全文を読む]


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