今日から四月、この年度の切り替え時期に職場が変わることは初めてじゃないだろうか。
だからと言って、何がどうという話しをしたいわけじゃありません。
客先に向かう途中でランチ、ふと店先を見るといつもは10人は並んでいるのに、今日は誰も並んでいません。
これはきっと、うどんの神様が「今日はうどんを食べなさい」と囁き掛けているのでしょう、ということで、慎@代々木(ホームページ)へ。
店内はラーメン屋に負けないくらい狭いカウンター6席に2人掛けテーブル2卓、カウンターに案内されましたが、私のようなデブでは隣客と肘がぶつかってしまいます(申し訳ありません)。
オーダーすると、大盛り(茹で上がり450g)無料ですが、と案内されましたので、遠慮せずにお願いしました。
見るとは無しに厨房の保冷室に目を向けると、姿、十四代、あたごのまつ、写楽、南、あかまる太郎、東洋美人とそうそうたるラインナップ。
日本酒好きならこのラインナップを見て、うどんの味や方向性が分かりそうですね。
10分ほどで提供されたかしわ天ざる950円、美しい料理は間違いなく美味しい。
見栄えと食べやすさ、〆水切りのためか、受け皿は奥が高くなるように傾けてあります。
割り箸より太い麺は、切りたてなので打ち粉は最低限であり、箸から滑り落ちるほどつるっとした麺肌が喉を滑っていきます。
茹でたてなので、食べてみるとぷりっとした食感で、コシはあるけど固くないうどん、素晴らしい。
うどんつゆはだし徳利で用意され、冷やされた蕎麦猪口で蓋がされています。
つゆを一気に猪口に注いでから、うどんをくぐらせて頂くと、目を開けていられない美味しさ。
美味しいうどんつゆ、イコール、イリコ出汁使用と決めつけていた私でしたが、どう味わってもイリコを感じることができず、削り節と昆布の味しか分かりません。
分からないけど、このつゆがとてもうどんに合っていて、こんな美味しいうどんが1000円以下で味わえていいのかと、うどん職人に頭が下がります。
大きさが違うかしわ天が四つ、小さい二つはそのままで、大きい二つは半切りにして頂きます。
鶏肉はうどん、つゆに合わせるような上品な味わいで、あくまでもうどんが主役という豚を忘れていません。
かしわ天はとり天の事だと思っていたけど、丸亀製麺ではムネ肉の天ぷらを「かしわ天」、モモ肉のを「とり天」と称しています。
かしわ天は大分県発祥、とり天は香川県、色々とうどんの世界にも難しい話がありそうですね。
ご馳走様でした、また食べに来たいです。
雨の中を蒙古タンメン中本町田@町田市へ、相変わらずの盛況ぶりで店内待ちは満員で店外待ち。
あちこちの本支店で新作が販売されるようですが、ここの今月の限定メニューは2013年11月に販売された月替りメニューの再販と北極の炎です。
食券を買って店員さんに渡し、やや俯き加減で店外待ちしていると、「ふらわさん!」と女性の声がして。
驚いて顔を上げると知り合いの笑顔が目に入ってきて、悪い気はしないけど、大衆の面前でハンドルを呼ばないで欲しいなぁ。
一言、二言、挨拶して彼女が元の姿勢に戻ってから、何人かのお客さんが私の方を見ていることに気が付きました。
空いている席に案内され、お冷やを飲んでいるとニラタマラーメン780円が運ばれてきました。
ニラタマは都度調理メニューなので誰が作ったかが気になるところです。
ニラタマラーメンはとても美味しい限定メニューなので、前回食べた時の印象を覚えていますが、さらに美味しくなった印象です。
いつもいつも麺半分、麺少なめではなんなので、今日は何も伝えず、気持ち固めに仕上げてあって、とてもいいですね。
さらっと食べてしまって御馳走様でした、また、食べに来ます。
日本酒の品揃えから、うどんの味や方向性が分かるとはさすがふらわさんですね。
そろそろ次のメシコレの記事を読んでみたいです。