支援者の皆様へ

拝啓　平素より田母神俊雄を応援していただき誠にありがとうございます。心より感謝を申し上げます。

また、このたびは皆様からの大切な浄財が横領されてしまい、誠に申し訳ございません。 ひとえに私の監督不行き届きであり、お詫びのしようもございません。

　つきましては、この事件についての経過報告をさせていただきたく思います。

会計責任者であった鈴木新およびその周辺（氏名不詳）を被告訴人とする告訴状を平成２７年３月１０日に警視庁捜査２課に対して提出し、同月１８日に代理人弁護士によって詳細な事情説明を行いました。

　被告訴人全員の氏名を明記せずその周辺（氏名不詳）としたのは、内部調査の結果に基づき、業務上横領の事実を認める自白文書を任意に作成し提出したのが会計責任者の鈴木新のみだったためですが、会計責任者ら全てを統括する選挙対策本部長、事務局長など、決裁に関する責任者らと、これらの者から金銭を受領した者らがどの程度関与しているのかについては定かではなく、これらの広い人的範囲も捜査の対象となると考えております。

　また、告訴状における被疑者名、罪名、被疑事実などや、証拠として提出した通帳等の開示に関しましては、捜査の密行性からこれらを公開することが出来ません。

　被告訴人の対象が複数の選挙関係者のため、これを公開すれば捜査に支障をきたすために、捜査機関から自重を求められております。 公開をすれば、それを見た者が先回りして、虚偽の言動を流布したり、文書を改ざん偽造するなど、証拠隠滅の恐れがあり、捜査妨害となるからです。捜査が進展することで、すべてが白日の下、明らかになってくると確信しております。

　今回の件を十分に反省し、万全の体制に構築し直し、支援者の皆様のご期待にしっかりとお応えしてゆくために、なお一層精進してまいりますので、今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

敬具

平成２７年３月２４日　田母神俊雄