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辺野古反対派の男性釈放 那覇簡裁、勾留認めず
那覇簡裁は2日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設への抗議活動中、機動隊員に対する公務執行妨害容疑で現行犯逮捕された30代の男性について、那覇地検の勾留請求を却下した。男性は釈放された。男性の弁護士が明らかにした。
地検は「捜査中なのでコメントできない」としている。弁護士によると、男性は「警察官の胸元に手がかかってしまった」と話している。
男性は先月31日午前、移設先に隣接する米軍キャンプ・シュワブのゲート前で、警備中の男性機動隊員の胸をつかみ制服のボタンを引きちぎるなど職務を妨害した疑いで、県警に逮捕、送検されていた。