ご挨拶

 第15回(通算36回)社団法人日本精神神経科診療所協会総会・学術研究会を平成21年6月20日(土)21日(日)に、幕張メッセ:国際会議場を会場として開催いたします。

 本大会を開催するにあたり、当千葉精診では精神神経科の医療関係者はもとより、行政や関連団体をはじめとする、幅広い層にも情報提供やコミュニケーションが図れる会として、各方面からのご協力を仰ぎ、一般の方や医療従事者の方にもご参加しやすい安価な参加費を設定し、準備運営を進めております。

 本学術研究会のメインテーマは「変わったもの 変わりゆくもの 変わらないもの」。
急速に変化する社会情勢と同様に、増加する自殺者への対策、高齢者への医療福祉や思春期の問題、学校・産業保険制度の整備等、いま精神科医療に求められているものも日々変化し多様化しています。各セミナー・シンポジウムの構成の上でも、こうした背景を踏まえ、地域に密着した精神科診療所が、いかに時代の変化・患者のニーズの変化をいち早く把握し、“これからの社会ニーズに対応してゆくか”を検証し、そしてみなさまと共に「変わったもの 変わりゆくもの 変わらないもの」を認識してゆきたいと考えます。

 特に一般の方々がご参加いただける特別講演(市民公開講座)では、臨床研究および専門医の教育にも力を注がれている市橋秀夫先生をお招きし、『外来精神科医療に求められるもの』をテーマに、専門領域以外の方にも推奨できる講演を予定しています。
 ぜひ、ご参加いただきますよう宜しくお願いいたします。

第15回(通算36回)(社)日本精神神経科診療所協会総会・学術研究会
 大会会長サイン
(千葉県精神神経科診療所協会 会長)