くらたまなぶの「仕事で泣いたことのある君への手紙」

くらたまなぶの「仕事で泣いたことのある君への手紙」

  • ここでしか読めないくらたさんからのメッセージ
  • 仕事で迷った時のヒントが満載
  • メールで直接、メッセージや質問が送れる
  • 発行日:毎月 25日
  • 登録料:毎月540円
  • 登録申込ページへ

それではまずはじめに、今回メルマガを発行することになったきっかけを教えていただけますでしょうか。

そうですね。実は1ヶ月ほど前にまぐまぐ社長の大ちゃんから有料でメルマガを出してみないかと案がありました。
彼は僕のしてきたことや、僕がどういう人間かをよく理解してくれていますので、発行すること自体はすぐにOKを出したのですが、それから内容が決定するまでにはすこし時間がかかりました。

僕自身、独立する前はリクルートという大きな組織に在籍しつつ、雑誌の創刊を中心に仕事をしてきました。つまり、起業と組織の混沌という特殊な環境で20代から30代を過ごしました。
また、リクルート自体も創業してすぐの頃でしたから、手本や先輩のいない中、毎日毎日手探りで自分の仕事をつくり出していました。
今回のメルマガの内容を検討するミーティングで、そんな僕の特殊な経験がいまの20代30代にとって大きな助けになるんじゃないかという考えがまとまってきました。

なるほど。組織の中で創刊が仕事というのは確かに特殊ですね。いままで何誌の創刊に関わってらっしゃったんですか?

14誌です。

※「とらばーゆ」、「フロム・エー」、「エイビーロード」、「じゃらん」、「ゼクシィ」、「じゅげむ」などなど

14誌!すごい!どうやったらそんなにつくれるんですか!?

基本的に気合いだねー。パソコンもなかったし。だからあの頃の人はみんな声が大きかったねぇ(笑)
そんな中でも気合いだけじゃ乗り切れない組織の事情もあるし、そりゃあもう毎日のようにケンカしてたなぁ。仕事で悔しくて泣きそうになるなんてしょっちゅうだったよ。

くらたまなぶ

なるほどー。まずパソコンがないところからして想像できません。

そうだよねー。だからいまのなんかこうクールで無機質な感じの仕事場って、いやなことがあっても自分の内側にストレスがたまっていって、会社全体を押し上げる力にできてないと思ってるんだよね。それと同時にぃ、会社にばかり頼っていても仕方ないから自分を熱く強く持ち続けるってのもすごく大事だし、仕事でもなんでももっとわがままに関わっていってもいいとおもうんだ。

確かにそうですね。遠慮して譲り合いながら我慢しても生きていけちゃうから、あまり無理しないで一人でがっかりしたりしてますね。

でしょ。そういう人にとって、積極的に仕事に関わることで人生が即変わっちゃうというのを実感してもらおうというのが今回のメルマガの趣旨です。

とてもよくわかりました。 それでは予定されているメルマガの構成をお聞かせください。

毎月1回、僕が実際に過ごしてきた時代を小説風に描きます。
その中で、今の時代の自分の環境との違いを感じてもらったり、その結果いろいろ疑問に思うことなんかがあれば気軽にメールをもらえるとうれしいです。 メルマガの発行は、月1回ですが、いただいた質問にはできるだけしっかり答えていきたいと思っているので、実際には1ヶ月で10回以上の配信になっちゃうかもね。

それは心強いですね。

うん。やっぱり自分の経験をシェアするだけじゃなくて、今の人がかかえている問題のひとつひとつに丁寧に応えたいんだよね。
その結果、「よくなりましたー!」ってメールもらえたりするのがこういうメディアの醍醐味なんじゃないかな。

くらたまなぶ

確かにそうですね。すぐに返信したらくらたさんに届くんですもんね。 いまから創刊が楽しみです。 本日はどうもありがとうございました。

こちらこそ!

くらたまなぶさんプロフィール

1952年、広島県生まれ。中央大学法学部卒。大学時代は4年間集英社でのアルバイトに明け暮れ、『月刊 PLAYBOY』の創刊に携わる。
79年日本リクルートセンター(87年リクルートに改称)中途入社。
以来『とらばーゆ』創刊に始まって、『フロム・エー』『エイビーロード』『じゃらん』『ゼクシィ』『あるじゃん』など14のメディア(媒体)を立ち上げ、社内外で「創刊男」の異名をとる。
リクルート在籍中の20年間に立ち上がった全体28の新規事業の内、半分の14を開発し、今日のリクルートを築き上げた中心人物。

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