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<独旅客機墜落>フライトレコーダーを回収 仏紙など報道

毎日新聞 4月2日(木)23時35分配信

 【パリ宮川裕章】独格安航空会社ジャーマンウイングスの旅客機(乗客144人、乗員6人)が墜落した仏南部の山中で、仏捜査当局がフライトレコーダーを回収したと、仏ルモンド紙(電子版)などが2日報じた。データが確認されれば航路などの解析から、同機を意図的に墜落させたとされるアンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)の操縦の様子がより明確になる可能性がある。

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 墜落現場からはこれまでに、操縦室の音声などを記録するボイスレコーダーが墜落翌日の25日までに発見されたが、航路や高度などを詳細に記録するフライトレコーダーの回収は難航していた。

 ボイスレコーダーや地上レーダーの解析などから、副操縦士が降下ボタンを押して同機を急降下させるとともに、操縦室のドアをロックして機長を室外に閉め出していたことが分かっている。

最終更新:4月3日(金)0時17分

毎日新聞

 

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