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中国・海南島に最新鋭イージス
中国南部・海南島の三亜市にある中国海軍基地に停泊する「中国版イージス艦」と呼ばれる最新鋭のミサイル駆逐艦052D型とキロ級潜水艦少なくとも4隻が、非制限区域で撮影した写真などで2日までに確認された。052D型は数隻が就役したとみられるが配備実態は明らかになっておらず、基地内での停泊が確認されるのは異例。
同基地には駆逐艦のほか多数の艦船や潜水艦が停泊していた。南シナ海への積極的な進出を支える同基地に有力艦船を重点配備している可能性があり、近隣国の脅威となりそうだ。
習近平指導部は最近、フィリピンなどと領有権を争う南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島などで次々と岩礁の埋め立てを進めている。(共同)