前田敦子、「世にも奇妙な物語」に初主演「ずんっと浸っていただけたら」

「世にも奇妙な物語」シリーズに初出演する前田敦子（Ｃ）フジテレビ

　女優の前田敦子（２３）が、１１日放送のフジテレビ系オムニバスドラマ「世にも奇妙な物語　２５周年スペシャル・春〜人気マンガ家競演編〜」（後９時）に主演することが２日、分かった。同シリーズの出演は初で、「子供の頃から特別な時に放送する、特別に楽しみな番組だったので、ワクワク感をお届けすることに貢献できたら」と話している。

　９０年春の放送開始から２５年を迎えた今回は、全５話とも人気漫画家による作品が原作。前田は伊藤潤二氏の「地縛者」で、縛り付けられたように動かない人間に声をかけるうちに、身近な人の真実を知ることになる社会福祉士を演じる。「人間の深い部分をつかれる『世にも』らしいお話で、そういう作品をやらせていただけることがうれしいです。誰もが持っている深いところをつかれる作品なので、ずんっと浸っていただけたら」と、意気込みをみせている。

　また、演出は前田が０７年に連ドラ初出演した「スワンの馬鹿！〜こづかい３万円の恋〜」連ドラ初出演した」で連ドラ初出演した時の河野圭太氏。８年ぶりのタッグに「あの頃は記憶にないくらい緊張していました。少しは成長できたかな」と語っている。

　ほかにも石川雅之氏原作「自分を信じた男」に稲垣吾郎（４１）が、永井豪氏原作「面」に鈴木梨央（１０）が主演で登場する。