すっかり国民食の一つとなったパスタ、みなさんも御自宅で作る機会があるかと思います。広く普及しているのは乾麺でのパスタですよね。ぐつぐつ茹でて、アルデンテでいただくパスタは絶品です。でも、生パスタを自宅で食べたことがあるという方はなかなかいないのではないでしょうか?
お店で食べる時は、もっちもちの食感がおいしい生パスタ、でも麺を一から作るとなると面倒だと思っていませんか? でも、セモリナ粉も使わず、パスタマシンを用意することもなく、小麦粉だけで御自宅でも生パスタって作ることができちゃうんです。
というわけで、今回は自宅で作る本格手打ちパスタのレシピを御紹介します。麺から自分で作ったパスタなんて、きっと食べる人も感心してくれること間違いなしです。ぜひ試してみてくださいね。
トマトソースの手打ち生パスタ
材料:2人分
- 強力粉・・・・・・・150g
- 塩・・・・・・・・・小さじ1/4
- 卵+水・・・・・・・卵1つを使用(全体で70~80g程度)
- オリーブオイル・・・大さじ1/2
- 《トマトソース》
- トマト水煮缶・・・・1缶(400g)
- にんにく・・・・・・2片(10g)
- 塩こしょう・・・・・適量
- オリーブオイル・・・大さじ1
作り方
1. トマトソースを作る
にんにくは粗みじん切りする。フライパンににんにく、オリーブオイル(大さじ1)を入れて弱火にかけ、香りが立ったらトマト水煮を加えて1/3量になるまで煮詰め、塩こしょうで味を調える。
2. 生パスタを作る
ボウルに強力粉、塩を入れて混ぜ、中央をくぼませる。
3. 卵などと混ぜ合わせる
別のボウルに卵、水、オリーブオイル(大さじ1/2)を入れて混ぜ、(2)に少しずつ注ぎながら混ぜる。
4. 生地をこねる
生地がなめらかになるまで10分こねる。まとまりが悪ければ少量の水を足す。
5. 生地を寝かせる
ラップで包み、2時間寝かせる(※夏は冷蔵庫で寝かせてください)。
6. 生地を伸ばす
まな板に打ち粉(強力粉、適量)をふり、(5)を2等分して綿棒で厚さ1mmに伸ばす。
7. パスタに切る
生地に打ち粉(強力粉、適量)をして3回折りたたみ、3mm幅に切る。残りの生地も(5)~(7)の工程で同様に作る。※3mmより太めに切ってもOK。目安は1cm程度までとすると食べやすいです。
8. パスタを茹でる
鍋にたっぷりのお湯を沸かして塩(お湯の量に対して1%)を入れ、(7)を3~4分茹でる。茹で汁(大さじ2)はとっておく。
9. パスタを上げる
ザルにあげる。
10. トマトソースと合わせる
鍋に戻し入れ、(1)のトマトソース、茹で汁、オリーブオイル(分量外、大さじ1)を加えて和え、塩こしょう(分量外、適量)で味を調える。
11. 盛り付ける
器に盛り、あればハーブを添える。
完成です!
もっちもちな食感が楽しい!! この食感、クセになりますよ。噛むほどに小麦のうま味を感じます。トマトソースは煮詰めているから麺によく絡みますね。使用する小麦粉によって味わいが変わるので、お好みのものを使用してくださいね。
パスタの生地にスパイスやハーブ(適量)を一緒に練り込んで風味豊かなオリジナルパスタを作るのもおすすめですよ。エスニック系のパスタならパクチー、トマトソースなら黒こしょうとバジルを練り込むなど、組み合わせは無限大!
塩の代わりにみそ(大さじ1/2)を入れても、旨味や風味が加わっておいしいですよ。
生地に練り込むとおすすめなスパイスやハーブ
カレー粉、黒こしょう、こしょう、クミン、ターメリック、パプリカパウダー、山椒、花椒、五香粉、ガラムマサラなど。
ハーブ(刻んだ生のハーブでもドライハーブでもOK)
香菜、バジル、ローズマリー、イタリアンパセリ、パセリ、オレガノ、ディルなど。
手打ちパスタを作る時のコツ
1. しっかりこねる。
パスタ生地をよくこねるとグルテンが形成されるため程よい弾力を楽しめます。こねる時間を短くするとグルテンの形成が足りずにコシのないパスタになってしまいます。また、パスタ生地がなめらかになるまでしっかりこねないと、伸ばすときに伸ばしにくいです。10分を目安にしっかりこねましょう。
2. パスタ生地はよく休ませる。
こねたばかりのパスタ生地は伸ばしにくいですが、2時間程度休ませることで伸ばしやすくなりますよ。
3. パスタ生地は細めに切る。
茹でるとパスタ生地は膨れるので、完成させたい太さよりも細めに切りましょう。
さいごに
特別な材料いらずで自宅で簡単に作れる手打ちパスタは、週末に一人で無心になって作るのも楽しいし、親子や夫婦で作っても盛り上がります。おもてなしのシーンで作っても素敵ですね。
スパイスやハーブを練り込んだパスタをお好みのソースと合わせて自分好みなパスタ作りを楽しんでみてはいかがでしょう。
作者 五十嵐ゆかり
1987年6月8日生まれ 千葉県出身 おふくろ料理研究家・美顔レシピ研究家・管理栄養士。料理が好きで、食卓から社会を楽しくしたいという想いから、中学で料理研究家を目指し、大学を卒業後に管理栄養士試験に合格。新卒でレシピ制作会社の株式会社フードクリエティブファクトリーに入社。年間2,000レシピの制作撮影を手掛ける同社では1日40レシピの撮影調理・スタイリングを8時間で一人で行っていた。今はレシピ考案や栄養監修、出版、コラム執筆、レシピ制作ディレクター、メディアプロデューサーを中心に担当。
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編集:フードクリエイティブファクトリー http://foodcreativefactory.com/