こんにちは。Ptmindでマーケティングを担当している繋です。
今回ユーザーさん向けにキャンペーンをやろうという事になったのですが
自分だけでLP作って実施できないか?と考えました。
弊社は中国に開発やデザインを担当している部署がありますが、LPの作成などを
依頼するとなると時間がかかってしまいます。
また同時に進行しているプロジェクトなどがあると更に時間がかかるという事で
簡単にかっこよくLPを作れるツールを探していました。
WiXやStrikinglyなど試してみましたがテンプレートなどは豊富だけど理想のページが作れず悩んでいました。
マーケ担当だけでページ作って分析して改善してというPDCAが1人で
回せれば便利なのになぁ。と考えていました。
何かいいツールがないか探していた所…おっ!これは!!って感じのツールを発見。
Landing Page Marketing Made Simple – Instapage
サイトを見てみるとテンプレートなども結構オシャレなのがありました。
という事で無料だしさっそく使い始めてみることに。
1. まずは登録
とりあえず登録。BUILD MY PAGE NOW。
ソーシャルアカウントでも登録は可能なので気軽に使えますね。
2. テンプレートを選択します
と、いうことでLPのベースになるテンプレートを選びましょう。
Lead GenerationやThank you Pageなどページの内容からテンプレートを選択できるのも魅力です。
気になったテンプレート上にマウスオーバーすることでPreviewとEditが表示されるので、
画面全体にPreviewさせる事も可能です。
テンプレートをいくつか紹介します。
WEB系のスタートアップっぽいサイトのテンプレートがたくさんあります。
またサンクスページのテンプレートもいくつか。
もちろん白紙からの作成も可能ですし、テンプレート上に表示されているものは
全て編集が可能なので、あくまでテンプレートを参考にしながら自分好みのサイトを作れます。
3. テンプレートの内容をカスタマイズ
Editをクリックしてページのカスタマイズにはいります。
まずはページの名前を設定。この名前は公開されるものではなく管理画面上で表示されるものです。
早速カスタマイズしていきます、まずは背景を変えてみます。
編集したいセクションにマウスオーバーするとアイコンが表示されます。
セクションを並び替える場合は矢印アイコン、消去する場合はゴミ箱アイコン、編集を行う場合はペンアイコンをクリックします。今回は編集を行うのでペンアイコンをクリック。
アイコンをクリックすると上部からバーが表示されるので背景色を変えたい場合は
Background colorで色を編集。今回はローカルに保存されているイメージを背景に使用します。背景色の右隣りにあるBackGround imageからローカルに保存されているイメージもしくはURLからアップロードを行います。
どうです?一気にそれっぽくなりました。ここからは少し細かい部分です。
フォントカラーや大きさなどもPowerPointやKeynoteの感覚で編集が可能です。
ボタンの編集も簡単にできます。本当にKeynoteで作っている感覚です。
ボタンに至ってはクリックされた際の動作を細かく編集できます。
Pop Up:ポップアップ表示設定
On Page:ページ内の指定したセクションにオートスクロールさせる
File Download:資料などをダウンロード
超速で誰でも簡単に作ることができます。素材の追加も簡単です。
Headline:見出し文言
Paragraph:説明などに適した長めの文言
image:画像
Video:Youtubeの動画
Button:ボタン
Forms:メールアドレスなどを入力させるフォームとボタンのセット
Shapes:図形
Map:Googleマップ
Social:Facebook、Twitter、Linkedlnなどのソーシャルボタン
HTML:HTMLソース
Videoを挿入してみます。
Youtubeの共有URLを貼るだけで表示させる事ができサイズなどの調整も簡単です。
こんな感じであっという間にそれっぽいのができました。
要領をつかめば本当に簡単にサクサク作ることができます。
更に便利な機能がコレ。申込フォームが簡単につくれます。
Add NewからFormsを選択。
それっぽい申込フォームができました。
細かく設定もできます。EditからRedirectを選択。
Redirect page to:リダイレクトさせるページの設定(申込→サンクスページなど)
Document Download:ホワイトペーパーなどのファイルをサーバーからダウンロード
Thank you Message:ボタンをクリックした際に表示される文言
この辺りの設定も非常に簡単ですね。
更にこの申込フォームで実際に申込を行った方のリスト管理もInstapage内でできます。
管理画面です。サイト名の右側にアイコンが表示されています。
編集アイコン:ページの編集
グラフアイコン:簡易的なアクセス数やコンバージョン数
メールマーク:申込リスト管理
他社のツールを使用しなくても簡単に申込フォームまで実装できちゃうのは本当に便利ですね。もちろんMailChimpやSalesForceなどの他社ツールとの連携も可能です。
4. さまざまな設定
設定はヘッダにあるバーのSettingから行います。(機能のいくつかは無料版では設定不可)
Page History:編集履歴という感じで細かく設定も可能です。無料版ではA/Bテストはできませんが有料版ではAとBで違うコンテンツを表示させて
CVRの比較などA/Bテストも簡単に行えます。とりあえずサイトを時間かけずにできるだけ簡単で尚且つオシャレにって考える人にはオススメです。ただあくまで簡易的なLPなのでガッツリ作りこむサイトなどはHTML5とかで作った方が良いです。
5. Instapageで作ったLPを分析してみた
もちろんPtengineタグをbodyに設置。
Amazonギフト券プレゼントします!という内容。サイトへの集客はメルマガ、Facebook、Twitterで行いました。配信して2日間の結果がこちら。
5-1. クリックヒートマップでクリックされた箇所を分析
申込のセクションまでオートスクロールするボタンですがクリックされていないです。このオートスクロールのボタンはブログを書いた後応募するためにサイトに戻ってきてくれた方の為に用意しましたが、まだクリックされていないみたいですね。
やはり30,000円の効果は絶大なのでしょうか。また参加賞と書かれた所もクリックが多いです。ただしこの箇所にリンクされている箇所は1つもなくテキストのみで構成されています。クリックされているという事は「クリックすると内容を詳しく見れる」と思いクリックされた可能性があります。こういう所はヒートマップでしかわからないので、ユーザー目線に立ったサイト改善を行えるメリットがあります。
・・・リンク設定させて頂きます・・・すみませんでした。
5-2. アテンションヒートマップで視線が集まった箇所を分析
91%の人がここまでスクロールしているということになります。いろいろなサイトのヒートマップを見ていますが、やはりどうしてもファーストビューで
それなりに離脱してしまう人がいます。サクっとデザイナーでもない自分が作ったファーストビューですが、91%はなかなか高い数字が出せているなとおもいます。
応募フォームです。ここは大抵赤くなるのですが注目してもらいたいのはスクロール到達率です。
ここまで何%の人が到達しているのかを表す数値です。このLPの場合41%の人が応募フォームまで到達してます。
という事は残りの59%の人は応募フォームまで到達せずに離脱してしまっています。
このページのコンバージョンは応募フォームなので、いかに多くの人に
応募フォームまで来てもらうか?が重要視されます。