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タカタにカナダで2200億円超の損害賠償請求
3月28日 8時36分

タカタにカナダで2200億円超の損害賠償請求
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自動車部品メーカーのタカタが製造したエアバッグを巡って、リコールが相次いでいる問題で、タカタとその子会社が、カナダで合わせて2200億円余りの損害賠償を求める集団訴訟を起こされたことが分かりました。
発表によりますと、カナダの集団訴訟は去年11月と12月に3件起こされ、原告側はタカタのエアバッグ製品の不具合や、リコールの不備によって損害を被ったとして、タカタとアメリカにある子会社に損害賠償を求めています。損害賠償の請求額は、日本円で合わせて2288億円に上るということです。
今回の集団訴訟について、タカタは「訴状の内容を見て、適切に対応したい」としたコメントを出しました。
タカタは、リコール費用の負担が膨らんだため、今年度の最終損益の予想を310億円の赤字に下方修正していますが、会社側では「こうした訴訟は、今後も提起される可能性がある」としており、損害賠償によって経営への影響が広がるおそれも出ています。

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