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富士フイルム 米のiPS関連の企業を買収へ
3月30日 20時53分

「富士フイルムホールディングス」は、再生医療ビジネスを強化するため、iPS細胞などを手がけるアメリカ企業を買収することを明らかにしました。
発表によりますと、富士フイルムが買収するのは、iPS細胞の開発と製造を手がけるアメリカの「セルラー・ダイナミクス・インターナショナル」です。買収額は3億700万ドル(日本円にしておよそ365億円)で、来月末をめどにすべての株式を取得する予定だとしています。
この会社は、iPS細胞を使った製品を薬の開発や治療用などとして、大手製薬会社や研究機関に供給しているということで、富士フイルムは今回の買収で、成長事業と位置づけている再生医療ビジネスを強化したいとしています。
富士フイルムホールディングスの古森重隆会長は会見で、「日本で確立されたiPS細胞は技術が日々進化し、再生医療だけでなく医薬品の開発支援でも活用が期待されているので、トップランナーとしてビジネスを進めたい」と述べました。

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