前回フォーブスから、
日本の資産家トップ10をお伝えしました。
今回は第10位の三木正浩氏を取り上げます。
三木正浩氏(現在は引退)
ABCマートの創業者。
三重県出身で小・中学が三重県四日市の朝鮮初級中級学校、
高校が愛知朝鮮高校だったらしく(後に享栄高校に転校し→東邦短大卒)、
以前ABCマートがTBSの株の買占めで話題になったとき、
『三木会長は本名を姜正浩という在日北朝鮮人』
という話も出ていました。
素顔をあまり表に出さないので、
色々なうわさが出ているようです。
さて、以前ABCマートは、「がっちりマンデー」で
取り上げられましたので、以下抜粋です。
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今や絶好調のABCマートですが、そのスタートは夫婦で営む小さな会社でした。
それが1985年に設立されたABCマートの前身、国際貿易商事。
海外から衣料品を買い付ける仕事を細々とやっていましたが、
29歳の時にロンドンで出会った一足の靴が彼の運命を変えます。
三木元会長がロンドンで見つけた靴、
これこそがイギリスの老舗馬靴メーカーのホーキンス・ブーツでした。
「これは絶対に日本で流行る!」と三木会長はひらめき、
なんと一人でホーキンス本社に出向いて直接交渉したのです!
そして三木元会長は「日本で必ず自分が売ってみせる!」と熱く語り、
ホーキンスの独占販売権を手に入れました。
まずは、ホーキンスの卸業者として各地の靴屋に販売しました。
すると、三木の予想は見事的中したのです!
ホーキンスの中心価格は15000円程度でしたが、
当時の日本の靴マーケットは大まかに言うと高価な革靴か安い運動靴の
2つの選択肢しかありませんでした。
そんな中、ファッション性が高く、価格も手頃というホーキンスは
若者の間でたちまち大ヒットし、アメ横の靴屋では入荷1ヶ月待ちの店が続出しました。
そして1990年、念願の小売業への進出が決定し、
誕生したのがABCマート(上野アメ横店)だったのです!
ABCマートは国内でのホーキンス販売すべてを取り仕切ることになりました。