韓国酒の日本輸出急減、日本ビール輸入は急増

韓国酒の日本輸出急減、日本ビール輸入は急増

2015年04月01日13時30分
[ⓒ 中央日報日本語版]
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  焼酎やマッコリなど韓国酒の日本販売が急減する半面、日本ビールの韓国販売は急増していることが明らかになった。

  1日、韓国関税庁によると、昨年における焼酎の日本輸出量は5万2271トンで前年度の5万7534トンに比べて9.1%減った。同期間の焼酎の全体輸出量は7万7615トンから7万4338トンへと4.2%減少した。日本に輸出する焼酎の減少幅が全体輸出のそれより倍以上大きいことになる。焼酎は全体輸出のうち日本が占める比重が70%を越えており、対日依存度が高い。

  金額基準でも同時期の対日焼酎輸出額は7896万9000ドルから6780万9000ドルへと14.1%減った。焼酎全体輸出額減少率7.4%(1億751万3000ドル→9951万3000ドル)の2倍弱に該当する。

  日本において韓国の代表的な酒と認識されているマッコリの対日輸出額はさらに深刻だ。2011年4841万8000ドルを輸出していたマッコリは昨年914万8000ドルと81%も減った。

  半面、韓国に輸入される代表的な日本産酒類であるビールの輸入量は同期間で30%近く増加した。2013年2万5047トンだった日本産ビールの輸入量は昨年27.4%増となる3万1914トンを記録して過去初めて3万トンを越えた。ビール全体の輸入量増加率25.5%(9万5211トン→11万9501トン)より高い水準だ。

  輸入金額も日本産は2793万7000ドルから3321万2000ドルへと18.9%増加した。ただ、円安の影響で全体輸入金額増加率24.6%(8966万7000ドル→1億1168万9000ドル)よりは低い数値だった。
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