大会記録タイ３本塁打の敦賀気比・松本「最高でした」／センバツ

８回、左越え２点本塁打を放つ敦賀気比・松本＝甲子園球場（撮影・村本聡）【拡大】

　第８７回選抜高等学校野球大会決勝（敦賀気比３－１東海大四、１日、甲子園）敦賀気比（福井）が準決勝で２打席連続満塁本塁打の松本哲幣（てっぺい）外野手（３年）が勝ち越しアーチを放ち、３－１で東海大四（北海道）を下し、初優勝を果たした。

　松井、清原に並ぶ大会最多本塁打となる１発で松本が試合を決めた。「平沼が苦しい中、いいピッチングをしていたので、絶対に助けたいと思っていた」と試合を振り返った松本は、「観客席から最高の声を聞かせてもらって、最高でした」とダイヤモンドを一周した感想を述べた。

　今大会について、「これまでの野球人生にないくらい、すごい楽しい場所でした」と笑顔で話すと「雨の中、すごい声援を送ってくださってありがとうございました」と感謝を述べた。

　１大会３本塁打はセンバツ最多タイ記録で、２０１３年の高田涼太（浦和学院）以来２年ぶり１０人目の快挙となった。

試合結果へ