日米防衛相:電話協議で確認 辺野古移設方針

毎日新聞 2015年04月01日 23時50分

 中谷元防衛相は1日夜、カーター米国防長官と電話で協議し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設について「日米両政府で確認した通り着実に進めたい。全力で取り組んでいる」と説明した。カーター氏は「日本政府の取り組みで移設が進んでいることを心強く思う」と述べた。

 2月に就任したカーター氏と中谷氏の電話協議は初めて。両氏は日米防衛協力の指針(ガイドライン)の見直し作業についても意見交換し、27日に予定される外務・防衛閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)で最終合意する方針を確認した。

 カーター氏は近く訪日し、中谷氏と8日に東京都内で会談する予定。【飼手勇介】

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