宇佐美「初ゴールはやっぱり感慨深い」
ウズベキスタン戦後、選手コメント
試合後、待望の代表初ゴールを挙げた宇佐美は「結果を出せたのは良かったですし、今後につながる」と喜びのコメント。また同じくこの試合で代表初ゴールを決めた青山は「新たな目標ができた。ロシアに向けて良い試合だった」と振り返った。
宇佐美貴史(ガンバ大阪)
1つああいう形で結果を出せたのは良かったですし、今後につながると思います。(目指すのは先発定着だが、どう戦術を理解していく?)そういう力はすごく大事かなと思います。最初(スタメン)の2列目の3人含め、オカちゃん(岡崎慎司)もそうですし、前の選手が流動的にやるので相当きいている。スタメンの選手たちが(相手を)すごい疲れさせてくれている。僕らは最後とどめを刺すような感覚で行っているので、あの3人の力もあって僕ら後半から出る選手たちの力を出しやすくしてもらっている。またスタートから出れば違った景色が見えると思いますし、その景色を見るためにも結果を出すことは大事かなと思います。
(以前は途中出場が苦手だったが?)5分でも3分でも試合に出してもらってそこで結果を出さないと、そもそもここに来ることすらできないので。去年ずっと来たい来たいと思っていてなかなか来られなかったので、何としてもまずここに残れるようにするには途中出場から結果を出すことしかないと思う。そういうことを繰り返していくうちに、自分のポジションを確立していけるんじゃないかと思います。(代表に)ずっと来たいと思っていましたからね。欧州に行った時もそうですし、常に代表を意識したうえでドイツにも行きましたし。だからやっぱり感慨深いというか、初ゴールはやっぱりすごくうれしかったですね。
柴崎岳(鹿島アントラーズ)
(トップ下での出場だったが?)まだまだ監督の要求するサッカーには到達できていないと思います。良いところを注目されるのはもちろんうれしいことですし、僕個人の特徴でもあるので、監督にそこを見てもらったのは良かったです。けれど、全体としてのパフォーマンスとしてはまだまだ改善すべきところ、時間をかけてトレーニングすべきところはあるのかなと思います。
(得点の場面は)GKは見えていたので、かわそうかそのまま打とうか迷ったんですけれど、オカさん(岡崎)のアシストもあったので、うまく決められて良かったです。
(トップ下の出場は想定していた?)ミーティングからトップ下ということは言われていたので、どちらでも準備はしていました。いろいろなポジションで出てもやれる自信やアイデアはあります。ポジションに入った役割をまっとうすることはできるかなと思いますけれど、まだまだ上げてかなければいけない部分はあります。
本田圭佑(ミラン/イタリア)
ウズベキスタン相手に勝てたこと、まず1つ結果を出せたということに関しては非常にうれしく思っています。監督がやろうとしていることを出せた部分とまだまだ質が足りない部分を個人としてもチームとしても感じました。あの時間に失点してしまうというのは、大事な試合でもああいう失点をしてしまうということだと思う。5得点は確かに評価できるし、前線の競争はさらに厳しくなっていくという点では非常にポジティブな面だとは思います。
(縦に速いサッカーに変わるということはさらに正確さを求めていくということ?)そうですね。「正確さを求めるがゆえにスピードを落とす」ってことではないと思います。最高のスピードを求めていくと思うんですよね。それはすごい必要だなと感じてるし、やっていてすごい楽しいですね。(難しさもある?)例えばブラジルとか、あのスピードで本当に質が高い。技術と言ってしまえばそこまでなんですけれど、ああいうインテンシティーの中でテクニックにこだわってプレーすれば、かなり向上の余地は全員にあるんじゃないかなと思っています。(それはクラブチームでもできるもの?)難しいこと言いますね(苦笑)。
(これからの課題や方向性は?)攻撃の面は5点なんじゃないですか。それが1つの評価だと思うし、守備に関しては課題が残ったと思います。どういうふうに書き立てるのか分からないですけれど、1失点。一喜一憂せずに。ミランがもしこんな勝ち方をしたらどう喜ぶのかなって想像してたけれど、日本人は比較的喜んではいますけれど冷静なところがある。それは日本人の良いところなのかなと思う。切り替えてちょっとずつまた階段を上がっていきたいです。
内田篤人(シャルケ04/ドイツ)
(立ち上がりからアグレッシブに行っていた?)僕個人としては45分というのは決まっていたので、抑える必要もなかったです。相手は大きいですけれど、対人だけ負けなければ。チームとしては前から行くというのもあるし、向こうはカウンターを意識していなかったので、もう少し引いておびき寄せてカウンターというのも頭を使ってできれば(良かった)。
(早い時間に青山のミドルが入って楽になった?)だいぶ。ウズベキスタンとやるとボールは持てるけれどチャンスまで行けない印象があったんです。でも、ああやって点を取れればある程度落ち着いてゲームができる。ロングシュートがちょっと危ないなと思っていましたが、それだけだったので。(相手のフィジカルに苦しんだ時間もあったが?)前線に大きい選手がいて、こぼれ球やセカンドボールを拾われていた。こっちも頑張っていましたけれど、ボランチが収まらないと、遠目からシュートを打たれて、シュートで終われれば向こうも守れますからね、人数かけて。
(監督の最初の合宿だったが?)2つ勝てたし、1失点いらないんだけれどね。ああいう1点を詰めてくか詰めていかないかは監督次第というか、自分たちは詰めていくんだけれど。ブラジルはたぶん失点しないから。(慌てて失点してしまうところがまだまだと?)何回もクロスから危ないシーンがあったし、向こうのシュートミスで助けられているところがあった。もっとレベルの高い相手だとやられちゃう。エリア内の質というのはだいぶ違いますからね。
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2015年4月2日0時15分 更新
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