ご覧いただいているのは、東京・上野公園の桜です。
東京の桜は昨日、満開となりましたが本当にきれいですよね。
風流に花見酒を楽しむ時間帯に差しかかってきて、ちょっとうらやましいですね。
咲き誇っているという感じですよね。
東京の最高気温は今日23.6度、5月下旬並みということで今年最高です。
明日も24度が予想されていまして、まさに桜は見頃を迎えています。
まずは東京の美しい桜の映像をご覧いただきましたけれども、最初のニュースは、こちらなんですやはり美しい辺野古の海なんですよね。
このサンゴ礁をめぐる沖縄県と国の対立が今、激しくなっているんです。
普天間基地の移設工事をめぐって沖縄県知事が出した作業中止の指示に対して国が、対抗策に打って出ました。
林農水大臣は普天間基地の辺野古への移設工事をめぐり翁長知事による作業中止の指示に対して効力を一時的に停止すると通知した。
作業の中止で工事が大幅に遅れれば日米両国間の信頼関係への悪影響による外交・防衛上の損害が生じるなどとした沖縄防衛局側の主張を認めたもの。
菅官房長官は、環境保全に万全を期しながら作業を粛々と進めていくという考えを示した。
一方、翁長知事は先ほど会見し、次のように述べた。
また、地元・名護市の稲嶺市長は決定に疑問を呈した。
辺野古のゲート前では抗議集会が開かれ、効力停止に怒りの声が上がっている。
佐古さん、今後はどうなるんでしょうか?今後、沖縄県知事側はどうするかといいますと、まさに岩礁を壊す許可を取り消す考えで今、動いているんです。
そうしますと防衛省はどうしますかといいますと、再びその許可の取り消しに対して審査請求で対抗する構えと、同じことが繰り返されることになります。
そして、今日、知事サイド、知事に近い政界関係者に話を聞きますと、こう言っていました。
まさに対立は深くなる一方ですけれどもこれによって次の局面に入ったと言えそうですね。
フランス南部に墜落した旅客機。
ボイスレコーダーの中身が徐々に明らかになってきています。
叫び声や悲鳴、墜落までの10数分の機内の詳細です。
今、佐藤淳一さんの父親、幸男さん、そして、奥さんでしょうか、花を手にとり、慰霊碑に花を手向けます。
ドイツ機の墜落現場近くを訪れた搭乗名簿に名前があった佐藤淳一さんの家族や同僚。
父親の幸男さんは、涙をぬぐいながらしばらくの間、慰霊碑の前に立ち尽くしていた。
フランス当局はこれまでに78人の遺体を特定したが佐藤さんはまだ見つかっていない。
乗客・乗員150人を乗せたドイツの旅客機が墜落して明日で1週間。
これまでの調査で、旅客機は副操縦士が意図的に墜落させたものと見られている。
密室のコックピット内で一体、何があったのか。
ボイスレコーダーに残された墜落直前の10数分間の様子が明らかになってきた。
こちらは事故機と同型のシミュレーターです。
現在、フランス南部の上空、高度約1万1000mを飛行しています。
ドイツ紙「ビルト」が報じたところによると、ボイスレコーダーには1時間半の音声記録が残されていて、離陸後、機長はフライト前にトイレに行く時間がなかったと副操縦士に話しかけたと言う。
旅客機が高度1万1600mに達した午前10時27分。
機長は、トイレに行こうと代わってくれと言って席を立ち、ドアが閉まる音がする。
コックピット内に副操縦士1人が残る中、機体が急降下し出したのは午前10時29分。
その3分後。
自動警報装置が作動。
コックピットの外では、機長がドアをたたき、叫ぶ声が聞こえる。
背後では乗客がざわつき始め悲鳴も聞こえる。
そして、午前10時35分。
機内に備えつけられた斧のようなものでドアをたたき割ろうとする大きな金属音が何度もして、90秒後。
呼吸音だけで無言のままの副操縦士。
午前10時40分、衝撃音と乗客の悲鳴。
ボイスレコーダーの記録はそこで途切れていたと言う。
ドイツの地元の航空クラブのメンバーとして墜落現場周辺の上空を何度も飛行したことがあったという副操縦士。
ドイツ紙の報道では、元交際相手の女性にいつかすべてを覆すようなことをしてやると話していたと言う。
また、深刻な疲労症候群だったことや網膜剥離を患っていて6月の健康診断で、旅客機操縦に不適格と診断されるのではないかと悩んでいた可能性があるとも報じられている。
今回のドイツ機の墜落で空の安全への信頼が揺らぐ中、29日未明には、カナダで同型のエアバスA320型機が着陸に失敗する事故があった。
旅客機は滑走路から外れ、機体の先端部分とエンジンの1つが損傷した。
乗客・乗員138人のうち25人が軽いケガをしていて、カナダの運輸当局は、着陸時に機体が送電線に接触したことで旅客機の電気系統が大きく損傷したとしている。
千葉県がんセンターで、腹腔鏡を使った手術がガン患者が相次いで死亡した問題で第三者検証委員会が診療の大半に何らかの問題があったとする最終報告書案を公表した。
JNNの取材に、遺族が胸中を明かしました。
留守電に残る男性の声。
腹腔鏡を使った手術で死亡した58歳の男性が2008年11月、手術の前日に残したもの。
男性は胃ガンを患っていたが、がんセンターが作成した診療計画書では順調に経過すると、約2週間で退院とされていた。
しかし、手術の後の縫合が不十分で男性は手術直後から痛みを訴え、翌日には再手術。
その最中に心停止となり、意識が戻らぬまま、およそ5カ月後に死亡した。
男性の遺族は、腹腔鏡を使った手術のリスクやほかの選択肢の説明はなかったと話す。
この男性を手術した医師の技術について第三者検証委員会は、腹腔鏡下手術を安全に実施できる水準に至っていなかったなどと問題点を指摘した。
今回、検証の対象となったのはこの男性のケースを含め、千葉県がんセンターで腹腔鏡を使った手術を受けその後、死亡したガン患者の男女11人。
最終報告書の案では、技量不足だった58歳の男性のケースのほかにも手術に問題があったケースや腹腔鏡を選択した判断に問題があったケースもあったと指摘。
また、11人中8人は技術力があるとされるベテラン医師が担当していたが、安全配慮が十分でなかったと考えられるなどとした。
水温10度以下で奇跡の救出。
転覆した船から15時間ぶりに乗組員が救助されました。
乗組員の命をつないだのは、空気だまりと呼ばれるものだったそうです。
現場は北海道の函館沖。
水温は8.5度の冷たさ。
一体、船内はどんな状況だったんでしょうか。
函館市の沖合およそ200mの現場。
水深は5mほど。
沈没した作業船「第十八明祐」の姿がはっきりと見える。
海上保安庁の特殊救難隊が船の捜索に当たります。
救助に当たるのは、海猿で知られる海上保安庁特殊救難隊のダイバー。
そして、転覆から15時間たった、おととい午前6時前。
海中から1人の男性が引き揚げられた。
この男性が奇跡の生還を果たした永田勝行さん。
救助中に一時的に意識を失ったという永田さん。
その後、病院で意識を回復した。
「第十八明祐」は27日午後3時過ぎ、台船をひいて函館市の沖を航行中に転覆した。
船は右舷を上にして真横に沈んだ状態。
永田さんは、居住スペースにかがんだ状態でいたと言う。
水難救助が専門の鈴木哲司氏は幾つかの好条件が生存につながったと指摘する。
当日、現場の海水温は8度ちょっと仮に体が海水に浸かっていた場合は低体温症により、1〜3時間ほどで死に至るレベルだと言う。
2009年には、八丈島近海で漁船が転覆し90時間後に船内から3人が助け出された例もある。
国土交通省の事故調査官は今日、「第十八明祐」が引いていた台船の調査を行った。
今回の事故では、2人が遺体で発見されている。
海上保安庁は残り1人の捜索を続けている。
兵庫県の淡路島で男女5人が殺害された事件で、男が再逮捕されました。
再逮捕されたのは、洲本市の無職、平野達彦容疑者で今月9日、近くに住む平野毅さんと妻の恒子さんを刃物で殺害した疑いが持たれている。
平野容疑者は、平野浩之さんら3人を殺害した疑いで先に逮捕されていたが、容疑者の衣服や凶器と見られるサバイバルナイフから検出された血液のDNA型が被害者5人全員の型と一致したとのこと。
今月2日、千代田区の高層マンションで20階の一室が焼け、3人が軽傷を負った火事で警視庁は、この部屋に住む29歳の無職の男を現住建造物等放火の疑いで逮捕した。
男は、居間にあったマットレスにライターで火をつけたとのこと。
次は今日、ホンダが発表したこちらの車です。
2人乗りのオープンカーなんですが実は軽自動車なんです。
今、人気の軽自動車、4月から税金の負担が増えて、逆風も予想されます。
そんな中、26歳の開発責任者がこだわったのは、ものづくりの原点でした。
東京都内の自動車販売店。
ずらりと並んでいるのは、軽自動車だがおしゃれなデザインに広々とした車内。
ワゴンタイプやターボエンジンを搭載したものまで。
去年、新車販売ランキングで6年ぶりにトップに立ったのは軽自動車。
軽自動車は今や、新車販売の4割を占めている。
販売価格は200万円近くのものも増え、もはや単なる庶民の気軽な足ではなくなった軽自動車。
そこでホンダが新たに投入するのが…ホンダが19年ぶりに軽自動車のスポーツカーとして来月上旬に発売するS660。
2人乗りのオープンカーで荷物を置くスペースはほとんどなく、走りに、とことんこだわったとのことだが…うわ、低いですね。
車高はわずか1m10cmほどで隣を走る車と比べてみると、このとおり。
また、エンジンを車体の中心近くに載せることでカーブを曲がる際に思ったとおりに走りやすいとのこと。
軽でありながら本格的なスポーツカー。
今日の発表でひときわ注目された男性がいた。
S660の開発責任者、椋本陵さん。
年齢は弱冠26歳。
スポーツカーにあこがれ、入社した椋本さんは社内のコンペに出した案が採用され史上最年少の22歳で責任者に抜擢された。
若い開発責任者を支えたのが、一緒にスポーツカーをつくりたいと手を挙げた技術者たち。
若手からベテランまでワイワイガヤガヤと議論するホンダ伝統のワイガヤの中でS660は生まれた。
4年間、朝から晩まで共に過ごした開発メンバーの思いはただ一つ。
いろいろご迷惑をおかけしたということをこの場を借りてお詫びをしたいと思います。
相次ぐリコールなど品質問題で揺れ続けたホンダ。
ものづくりの精神、その原点に返ろうとS660は生産方法でも…通常ロボットが行う溶接の工程ですがこちらでは、4人の手によって作業が進められています。
1台1台手づくりで現場には強いこだわりがある。
好調な軽自動車市場だが、来月4月からは税金の負担が1.5倍に増える。
2015/03/30(月) 17:50〜18:15
MBS毎日放送
Nスタ ニューズアイ[字]
取材経験豊富な竹内明を中心に、佐古忠彦も新加入。TBSアナウンサー・加藤シルビアらがお届けする大型報道番組。ニュースを速く、深く伝えます。
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番組内容
きょうのニュースを速く深くわかりやすく。徹底取材したVTRに加え、今さら人に聞けないニュースのポイントもわかりやすく解説。政治・経済・事件はもちろん、身近なニュースや生活情報もお伝えします。「Nトク」では全国各地で起きているホットな出来事を徹底的に掘り下げます。
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