東北発☆未来塾スペシャル 震災と向き合うチカラ「討論!やるべきことIN福島」 2015.03.30


福島県いわき市にやって参りました。
来ましたね。
こちらいわきアリオス。
今日は「東北発☆未来塾」の応援団長として我々も来ました。
じゃあ塾生たちがそうです。
待ってるわけですね。
いっぱいいるらしいです。
行こうとりあえずカツ入れないと。
ぶん殴ってやんないとね。
何でぶん殴るんだよ。
行こう行こう。
お〜!いっぱいいたいっぱいいたよう!こんにちは。
よろしくお願いします。
(塾生たち)よろしくお願いします。
今回の「未来塾」は…2人の講師に加えて日本各地から集まった塾生12人が東北の未来について熱く話し合います。
基本的に…すごい単純なことあります。
暖流と寒流って海流ありますよね。
難しくないか?東日本大震災から丸4年。
東北の未来をみんなで話し合います。
せぇの東北発!
(みんな)未来塾!タイトルながっ。
長いな。

(テーマソング)大震災から4年…おっ言えた!「東北発☆未来塾」応援団長のサンドウィッチマンです。
どうも。
今日はたくさん集まって頂いて。
僕の隣りにシルベスター・スタローンまでね。
違います武内さんです。
すみませんねもう。
(富澤)そう言われると喜ぶって聞いて…。
(笑い)さあ続きまして社会学者の開沼博さんです。
それくらい言われた方がいいです。
上に見られるのがいいですよ。
参加する塾生たち。
まずは武内デスクの下地域新聞の向き合い方を学んできた6人。
そして社会学者の開沼さんの下事故のあった原発周辺での暮らしを考えてきた6人です。
今日は震災から丸4年を越えたわけなんですけれどもねこれからの東北の未来を皆さんで一緒に話し合っていきたいなと思いますんで。
こういう感じでいきたいなと思うんスよ。
いいですか?
(富澤)「生テレビ」みたいな。
「生テレビ」的な。
途中でCM入りますか。
CM入んないですNHKなんで。
まず話すのは…風化ってのは人間社会ですからこれあり得るなと。
まあ4年過ぎたと。
これ諦めではないです。
自分はもう風化してるんじゃないかと思ってて。
東北の外に出てみて全国各地行かれてると思うんですけど…あります。
だからそれこそ九州行ったりとかこの間も沖縄とか北海道とか行ってますけど…全く知らない人がね。
あと僕らグッズで…うん。
あとは…東京でもよく見かけますし。
すごくそういうのを見るたびに思いますね…でも僕愛知県出身で…自分たちの経験ていうのは本当にしんどい経験でした。
でももし仮にこれを伝えることによってじゃあ特に…今回参加した塾生の中には震災の風化を止めようとそれぞれの立場から活動している大学生もいるんです。
(作間)観光庁のポスターコンクールに出しまして賞を頂いたんですけどそれが今年ちょっと実を結んで…すごいじゃん。
動かしてんねぇ。
すごいね。
大人じゃなくてもできることがあるということですね。
社会人じゃなくても。
東北のために何かやるっていうと特に東北から遠い人ほどなんかすごいことやんなくちゃダメなんじゃないかと。
軍手買って長靴履いてみたいな最初のイメージあるかもしれないけどもそうじゃないんだと。
私も4年間考え続けたんですけども基本的に3つできることすごい単純なことあります。
ちょっと行くのも仕事忙しいとかありますよね。
まず何かインターネットで東北の何か商品食べ物でもいいし伝統工芸品でもいいしそういうのを探して…それでもっと…そこから友達できたりとか何か自分がこういうのが好きだていうファンになっていく。
それでも飽き足らないっていう人は…就職しちゃうでもいいしその前でボランティアやってみるとかでもいいのかなと思いますね。
(笑い)行きたくても行けないっていう学生がすごい多いので…それを今度…身近にできることを積み重ねていけばそれもつながるのかなと思います。
すげぇな〜。
すげぇ売ったんだね綿菓子。
そうだね。
いやあうれしいですね。
ましてや大学祭でその綿菓子1本いくらか分かりませんけど。
(武内)そこに込められてる気持ちというか。
うれしいですね。
続いて話し合うのは未来のこと。
2020年東北に起こりうる課題をまず講師が提示します。
2020年。
2020年。
2020年といえばねオリンなんとかがありますよね。
オリンピックですね。
(笑い)
(富澤)5年後。
皆さんもね5年したらもう社会人になって。
30歳手前とかになってるのかな?さあ武内さん2020年の東北…。
じゃあこちら。
なにめくったのお前。
(笑い)違う違う違う。
(笑い)こちらだ。
格差問題が出てくる。
急に出てきたらダメですよ。
それが2020年には問われてるのかなと。
これは厳しい言葉かもしれませんけど…その間で自分の足で立つということを……ということも考えなきゃいけないですから。
状況でいうと一番大変なのは浪江なのかなと思いますけど。
さっきの話し合いの時にも格差を感じてる部分がありました。
光が見えてるんだみたいな感じを…。
なるほどねほかは。
すでに格差を感じるという沼能奈津子さんは福島県浪江町出身。
自宅は特別な許可がない限り近づけません。
今後の見通しすら立っていません。
…のが現状なので。
だから…うん…なんか…そうだね。
ていうのもなんか…話しててもこうなっちゃうから…さっきの話聞いててわぁすごいなと思って全然そういう東北魂で…そんな明るい未来が描けているんだみたいな。
描かなくちゃいけないしね本来ね。
(沼能)描きたいんですけどなかなか。
まだそこまでいってない地域が現にあるわけですから。
原発事故の影響でね。
地震津波だと3年でこう5年でこう10年でこうって見えやすいんだけどもまだどうしても…でもやっぱりじゃあ自分だったらどうなのか当事者意識を持って関わるってどういうことなのかということだと思うんですね。
それはまさに今沼能さんがおっしゃったように…原発の近くに住んでるというのは関西に住んでる人にとっては貴重な情報やと思うし奈津子ちゃんに今度…それが彼女のなにか前に進むんやと思うしそれが情報発信やと思うんですよ。
考え方がちょっと違いますもんね。
本当に難しい問題ですこの格差っていうのは。
これは難しい。
塾生たちが高校生の時に突然起きた大震災。
思い描いていた未来は変わってしまったかもしれないけど仲間と一緒につくり直していきたいですね。
突然ですがここでサンドウィッチマンのいわきリポート!震災後いち早くにぎわいを取り戻したスポットをご紹介します。
いわきといえば風です。
違います。
風強いね今日。
今日風強いです。
非常に復興に頑張っている地域ですけれどもまあいわきはね見る所いっぱいありますけどもその中でもここですよ…水族館!海に面したこの水族館も地震と津波の被害を受け9割の魚が死んでしまいました。
しかし全国各地の水族館や動物園から支援を受け4か月後には再開。
現在来場者は年間およそ50万人。
首都圏からも多くの観光客が訪れています。
見てこれ…何か言いましたね今。
この水族館の珍しいところはあちらご覧下さい!この水槽の目の前にすし屋があるんです。
(笑い)すみません1人前握ってもらっていいですか?はい。
アハハ…。
早いですねあっちゅう間にできました。
ありがとうございます。
クラゲ見ながら食うんですよ。
食べてる場合じゃありません。
サンドウィッチマンのいわきリポート突然ですがここで打ち切りとさせていただきます。
「未来塾スペシャル」。
2020年の東北の課題について話し合いを続けます。
開沼さんが考える5年後に起こりうる問題です。
「震災前からある地域課題」。
私はずっと仮設住宅で今も暮らしているようなかたにお話を聞いているんです。
でそうすると「今何困ってますか」っていうと「いやちょっと仕事がなかなか安定しなくてね」とか。
「若い人がどんどん出てっちゃうんだよね」とか。
「病院混んでてね」とそういう話なんですね。
で「あれ?」とふと考えてみると若い人どんどんいなくなるとか既存の産業地域の産業が弱まってるとか病院とか医療・福祉体制が弱まっていると。
これは別に福島だけの問題ですか。
確かに原発事故によって大きな物理的な破壊は起こったと。
いろんなものが変わって。
だけどもその…医療がないとか学校が少ないっていうのは僕の住んでいる高知でもすごい今言われてて。
高知が?へえ。
人口を増やすために。
移住ランキングっていうのがあって1桁台までランキングが上がってそこにあるのは魅力をすごい今伝えてるんですよ。
地方に人を呼び込もうという意見。
でも都会を捨てがたいという声もあります。
先ほどお仕事の話お仕事が安定しないっていう話ありましたが給料とかも…そういう経済的な面でもう〜んなんかちょっと外に出たいなっていうとこが。
私が住んでた所は…
(笑い)そういう娯楽っていう面私たちの年代っていうか私からするとそういうのも大事かなと…。
自然派の暮らししたい人向けとか多分その魅力ってあってあと東京だともう残業がどこの会社行っても厳しいみたいなのだったら「5時くらいまでに仕事終わるんだよね」っていうライフスタイルが地方だとできるとか。
都会の嫌なところをどんどん発信していくっていうのも大事…。
つぶしに行くっていう。
そんなことやる必要ないからね。
すみません。
はいどうぞ。
この課題に入っても…うんどうぞ。
僕の中で最初に沼能さんが話してくれた…復興ができてる人っていう…。
僕は復興って一生終わらないものだと思ってるんですけど…浪江の北隣りの…そこに向けて今…そういう状況をいかに私たちが知っていくことか。
そこができないことに多分議論ができないという話をして…こうやっていろいろ考えてもらってるっていうことは…未来は僕は非常に明るいと思いますよ。
ええ。
本当に。
我々は引き続きたくさんの人をね僕らがおすすめする東北大好き東北にね全国から観光客を呼んでねもっともっと盛り上げていきたいなと思います。
義援金ももちろん続けてはいるんですけどもなにせ「こういう所がありますよ」っていうのをなるべく僕らが出て紹介して来てもらう。
いろんなことを言ったり考えだったり…だけどこうなんじゃないかなと思って…僕らも頑張ります。
4月からも「未来塾」張り切っていきますよ。
新年度1発目のロケ現場をサンドさんが突撃訪問。
皆さんこんにちは!
(塾生たち)こんにちは!テーマは「演劇のチカラ」。
塾生が脚本・演出・出演全てに挑戦中です。
さあこの方が次回の講師…よろしくお願いします。
あの〜ぜひ僕らのコントも考えて頂けないでしょうか。
最近煮詰まって…。
コントじゃない。
違う?演劇です。
今回はどんなことを教えてもらえるんですか?復興には住民同士のコミュニケーションも大事ですからね。
なんでコントなんでしょうね。
演劇ですから。
みんなコント作ってるわけじゃないですから。
違うのね。
え〜「東北発☆未来塾」!
(塾生たち)次回も見てね〜!すっげぇ稽古してる。
(笑い)
(テーマ音楽)2015/03/30(月) 23:00〜23:20
NHKEテレ1大阪
東北発☆未来塾スペシャル 震災と向き合うチカラ「討論!やるべきことIN福島」[解][字]

東日本大震災から4年が過ぎ「これからどう東北に向き合えばいいのか?」サンドウィッチマンを司会に地域紙記者・社会学者と高校生や大学生が討論する。語り:川島海荷

詳細情報
番組内容
大震災から4年が過ぎ、「これから東北とどう向き合えばいいのか?」サンドウィッチマンを司会に、石巻日日新聞の報道部前デスク武内宏之さんと福島の社会学者・開沼博さんを講師に、高校生と大学生の塾生が討論する。石巻の仮設住宅や仮設商店街を取材してきた塾生、事故のあった原発の近くに暮らす人々の話を聞いてきた塾生、それぞれに感じたことからの討論。意見がぶつかることも…。【語り】川島海荷(9nine)
出演者
【出演】社会学者…開沼博,石巻日日新聞前報道部長…武内宏之,【司会】サンドウィッチマン,【語り】川島海荷

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
ニュース/報道 – 討論・会談
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32721(0x7FD1)
TransportStreamID:32721(0x7FD1)
ServiceID:2056(0x0808)
EventID:435(0x01B3)

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者: