未来世紀ジパング【あの沸騰現場の“その後”追跡スペシャル】 2015.03.30


これまで取材班が飛び回ってきた沸騰現場は80か国以上。
あの驚きの現場はその後どうなっているんだろうか?徹底追跡
「ジパング」は沸騰寸前のある町工場を取材した
ここで製造されているのは…
専用のトレイにネタを乗せるだけで…
単純なマシンに見えるがそこには
実は串打ちはただまっすぐに刺しただけでは肉が回ってしまう。
糸を縫うように刺す職人の手つきこれをコジマは見事再現した
この水色の紙が肉だとすると…
このとおり波型のトレイを使うことで糸を縫うような串刺しを実現。
更に…
うわ〜っ!
串の太さ以上のものであれば何でも串刺しできる。
当時
コジマ技研工業は今…
この日はちょうど串刺しマシンが出荷されるところだった。
どこへ送られるのか?
コジマの串刺し機は3年前に比べ取引国が倍に。
海外売り上げは3倍に増えたという。
この沸騰ぶりに小嶋社長は…
小さな町工場が開発したこのマシン。
実は今ある国で大きなブームを巻き起こしていた
黄金の国よ再び。
日本から飛行機で8時間インドネシア。
その首都ジャカルタへ
経済発展が目覚ましいこの国は人口2億4,000万の巨大マーケット。
町なかでサッカー日本代表のユニフォームを見かけた。
そうここはアジア屈指の親日国。
取材班はジャカルタ市内にある高級住宅街へと向かった
ここにコジマ技研の串刺しマシンで新たなビジネスを始めた人物がいるという
一等地に建つこの白亜の豪邸がその人物の自宅。
高さ4mはあろうかという玄関から中へ
彼がこの邸宅の主中華系のインドネシア人だ
広さ200平米のリビング
この豪邸に
いちばんの自慢は池のある庭
大の日本好きだというマイケルさん。
あるビジネスを立ち上げ一代でこの莫大な富を築いた
こちらがそのビジネス。
台湾のタピオカミルクティー。
10年前マイケルさんが初めてインドネシアに持ち込み大ヒット
やり手のマイケルさんが次に目をつけたもの。
それが…。
日本の
この本もすべて自ら日本で探してきたという
更に焼き鳥にはこの国ならではの利点があるという
豚肉は食べることができない。
焼き鳥はこの点もクリアしている
こちらはジャカルタ市内にあるマイケルさんの食品工場。
新たな焼き鳥ビジネスのために用意した。
工場の中には…
あのコジマの串刺しマシンが
インターネットで串刺しマシンの存在を知ったというマイケルさん。
去年11月相模原まで自ら買い付けに行った。
マシンは1台
マイケルさんが惚れ込んだのは串刺し一筋38年のコジマの高い技術力
このマシン緑色の型を変えれば何でも刺すことができる。
この別の型で作るのは…
この串刺しマシンで焼き鳥チェーンを展開しようと狙うマイケルさん
その一号店が今年1月にオープンした
トリイチ一号店はこの日も大繁盛
店にはちょっと不思議な看板やポスター。
現地の若者ウケを狙っているという。
そこにはあのマシンで串刺しされた生の鶏肉
これをガスで効率よく焼いていく
串刺し機を使ったことで
チリソースをつけて食べるのがインドネシア流
若者の間で焼き鳥がブームになり始めていた
マイケルさんは今後
今出店が相次いでいる。
この店の売りは今までにない新しい焼き鳥だとか。
サバにサーモンの串まで。
なんとも独自の発展を見せている
そんな焼き鳥ブームは日本企業にもビジネスチャンスをもたらしていた
先月オープンしたこちらの焼き鳥店。
その名は福みみ
店を運営するのは日本の大手焼き鳥チェーンくふ楽グループ。
これがインドネシア初進出だ
肉の焼き方は日本と同じ炭火焼にこだわった
日本式の繊細な焼き方を徹底的に教え込んでいく
味つけも日本とまったく同じにした
気になるお客さんの反応は?
オープンから1か月半週末は常に満席だという
町工場の串刺しマシンが火をつけた焼き鳥ブーム!いったいどこまで広がるのか?
串刺しマシンのその後宮崎さんいかがでしたか?あのなんでも刺しちゃう小気味よさとたった5人のね町工場で作ってるっていう痛快で…。
あの技術はやっぱ日本だなと思いますけどね。
串刺しマシンを開発した小嶋さんがですね実はなぜやったかというと行きつけの焼き鳥店の店長がこういう機械を作ってくれっていうことを言ってくれたらしいんですけど…。
とりあえずまず受ける。
そこから始まるらしいですね。
なんでも刺してみせるぞと。
例えばあるときですねどういうことかというとボイルのエビお寿司出てきますよね。
はいちょっと私実践させていただきます。
今回からサブMCを務めるのは…
頑張ります。
お!でもきれいに…。
意外と早かった。
はい。
こんなふうになりました。
ピーンと伸びてるんじゃないですか?これいいように思うじゃないですか。
ダメなんですか?比べるとわかりますよ。
尻尾の部分…。
開いてる…。
きれい。
こちらはマシンで刺したんです。
マシンで刺して…。
マシンで刺してるのにちゃんとこの尻尾の部分がはねが広がった状態になる。
依頼はですねこの広がった状態で刺してくれという依頼だった。
え〜。
すごい!そこまで。
こちらがその
まっすぐそして尻尾もこのとおり!小嶋さんは押すと広がるポイントを探り当て専用のトレイを1年以上かけて開発しました
エビを押さえる上ブタの突起がこのマシンのカギ。
これがきっかけでということで今回はこちら…。
4つのテーマのその後を追跡していきますけれども山口さんにそれぞれの5年先の未来を天気予報ふうにちょっと今回は紹介していただきたいと思います。
それではまずは串刺しマシンの5年後。
私は…晴れと。
予想します。
どうしてですか?串刺しマシンが進出したインドネシア。
実はですねこれよく似てるじゃないですか。
それからアジアで考えていきますとまだまだ可能性広がっていくというふうに思って間違いなく晴れという予測ができるんじゃないかなと。
嬉しい予報ですね。
続いては秋元さんが早速取材に行ってきてくれましたね。
はいそうなんです日本が誇るウォシュレットのその後です。
今年2月
春節に大挙押し寄せた中国人の爆買い。
彼らが我さきにと群がったのが…
あっという間に売り切れ
この沸騰ぶり。
実は1年半前ジパングはその予兆をキャッチしていた
2013年夏。
来日した外国人観光客に人気のお土産を調査した
このときすでに温水洗浄便座の人気は急上昇していたのだ
その更に先を見据えていたのがウォシュレットのTOTO。
アジアの次に目指したのがヨーロッパだった
更なる成長のためには世界戦略が不可欠となっている。
果たしてヨーロッパ市場は攻略できたのか
あれから1年半。
温水洗浄便座のその後を追ってヨーロッパ経済の中心ドイツへ
ドイツフランクフルト。
ヨーロッパを制するにはまずドイツから。
TOTOはこの国に本拠地を構えウォシュレットの普及を進めていた
秋元が現地調査に向かった
突然の話題に
なんと存在そのものを知らないらしい。
こちらの男性も
説明を聞いてややあきれ顔
しかしなかにはこんな人も
結果ほとんどの人がその存在すら知らなかった。
ではドイツの一般家庭ではどんなトイレを使っているのか
こちらは築100年以上というアパート
ここは…便器が壁からニョキっと出てるんですよね。
すごくシンプルな…。
プラグもないので…。
ハロー。
ハロー。
もうひと方こちらの男性も取材に応じてくれた
リビングから直結のトイレには…
すごい!
ウォシュレットが挑むドイツ。
そのトイレ事情は日本とはかなり異なっていた。
こちらのお宅のトイレには…
すごい!便器が透けてて中に鉄のストリングみたいなのでデコレートされてますね。
なんとも奇抜なデザインの便座だがドイツのホームセンターで普通に売られていたそうだ
更に男性が最近買ったというのがこの便座。
今度は
なかなか家庭に入り込めないウォシュレット。
そこでTOTOヨーロッパはウォシュレットの普及部隊を組織。
そのリーダーを務めるのが
元はバス・トイレを扱う代理店の営業マン。
ドイツのトイレ事情に精通している
ウォシュレットの認知度を上げるためブルゲマンさんはある作戦に動き出した
この日やってきたのはフランクフルトの隣町
バス・トイレの設備を扱う代理店
ウォシュレットが置かれていた
ここを舞台にブルゲマンさんはあるイベントを開いた
招いたのはバス・トイレ設備の地元の業者たち。
彼らを突破口にしようと考えていた
ブルゲマンさんが仕掛けた作戦名づけて
板前を呼んで寿司でおもてなし
今や寿司はドイツ人にも大人気だ
寿司で盛り上がったところで部屋を移動
こんにちは。
ブルゲマンさんいよいよ本題へ。
ウォシュレットの説明を始めると思いきや…
どこまで本気かわからない日本文化の話で場を温める
つかみは上々
そして1時間経ってようやくウォシュレットの話題に
こうした地道な活動の一方でTOTOは大舞台でのPRの準備も進めていた
TOTOが勝負をかけるイベントが始まった。
2年に一度開かれる世界最大級の住宅設備の展示会。
世界各国からおよそ2,400社が参加するというビッグイベント
もちろんトイレのメーカーも多数集まる。
ここで今後2年間のトレンドが決まるとされる。
来場する業者たちの関心を引こうと各社趣向を凝らしていた
あちらにTOTOがありましたね。
日本のTOTO。
TOTOも大掛かりな展示ブースを展開していた
売りは技術力。
ここでは便器にCGを投影。
使う水を減らしながら洗浄力をアップさせる最新技術をアピールしていた
ウォシュレットの展示スペースにはあのブルゲマンさんの姿も
ウォシュレットの売り込みに光が差しはじめたTOTO。
日本からやってきていた喜多村社長は自信を示す
ところがそこに…
電源がついてますね。
これ日本のいわゆる温水洗浄便座と同じようなタイプのように見えますけど。
なんと類似品が展示されていた
便座を温めるとか…。
あっダメですか?
ウォシュレットが評判となっていたドイツの見本市。
そこに…
中国メーカーもこぞって出展していたのだ。
その一つを覗いてみると…
ここは結構便器が主な企業のようです。
電源がついてますね。
これ日本のいわゆる温水洗浄便座と同じようなタイプのように見えますけど。
なんと類似品が展示されていた
ここに温水洗浄便座のリモコンがありました。
すると…
マッサージもありますし…。
ダメですか?ソーリー…。
撮影を止められてしまいましたね。
ちょっとやっぱり日本のこと意識してるんでしょうかね。
撮影はダメということです。
こちらの韓国メーカーのブースにも…
これもいわゆる温水洗浄便座ですね。
中国だけでなく韓国でも類似品が作られていた
更に…
ヨーロッパのメーカーも温水洗浄便座に参戦。
さながら沸騰前夜の様相を呈していた
急がないとまた追いかけてきてますね。
ひたひたと。
ライバルが…。
類似品が出てくるというのは逆に言うとそれだけ潜在的な市場があるニーズがあるということですから広がっていく可能性が高いということの証しでもあるということですよね。
実際どうですか?使ってますか?使ってます。
パックンさん。
僕はあんまり使ってないです。
お家には…新居には?家にはもちろんついてますけど僕はちょっと違和感ありますね。
どういうこと?なんで?便器っていうのはこっちからかけるものであってかけられるものじゃないと。
どうしてもそうですねそういうイメージ…。
生まれ育った環境の先入観が強いから…。
なんかでもあれ1回使うと使わずにいられないっていう…。
皆さんやっぱりそうですよね。
ウォシュレットの5年後山口さんどうですか?これはやっぱり晴れですね。
いいねいいね。
明るいですね。
そうなんですよ。
映像がありますのでこちらをご覧いただきたいと思います。
皆さんよく見てください。
水が玉状になってるのわかりますかね?あっほんとだ。
この玉状になった水が最新のものだと1秒間に100回出ています。
どういうこと?汚れを叩いて落とすイメージなんですよね。
このほうが洗浄力が高くなるそうなんです。
節水にもなるということなんですね。
続いては2年前に海外へと飛び出したこちらそばvsうどんのその後です。
台湾。
日本の外食チェーンが続々と進出していたこの頃
その波に乗って台湾初出店を果たした立ち食いそばのゆで太郎
自家製の麺は
それが手ごろな価格で食べられると人気になっていた。
そんなゆで太郎の海外初進出。
台湾出店に際し経営者の一人で店の責任者だったのが
日本式をアピールするため台湾にはなじみのない立ち食いカウンターを設置した
更に台湾店オリジナルのメニューも開発
それが牛肉を八丁味噌で煮込んだつけ汁で食べるそば
そして迎えたオープンの日
台湾式のど派手な演出で華々しく祝った門出
開店するとすぐに客が押し寄せた
台湾店オリジナルの八丁味噌牛肉つけ麺も上々の滑り出し
2年で10店舗それが目標だった
あれから2年ゆで太郎はどんな展開を見せているのか?再び台湾へと向かった
というわけでやってまいりました台湾です。
この時期にしてはちょっとね寒いんですけれどもそんななかで早速ゆで太郎の様子見てきたいと思います。
今回その後を追うのはSHELLY
ありましたね。
ゆで太郎!
台湾1号店は今も同じ場所で営業中だった
こんにちは。
おじゃまします。
まぁでも今お昼の2時すぎくらいなんですけど…。
予想外の事態が起きていた
2年前に台湾へ初出店した立ち食いそばチェーンのゆで太郎。
一見当時と変わらぬ店内だがSHELLYがある変化を見つけた
ここはもともと立ち食いスペースでしたよね?
台湾店オリジナルのあの八丁味噌牛肉つけ麺は今も店いちばんの人気メニューだという
お肉がごろっと入ってますよこんな。
その味は?
おいしい。
これ絶対…絶対ウケてると思うけどな。
台湾にたくさん店舗増えたんじゃないですか?
出店から2年。
売り上げは10%アップしたというが店舗はまったく増えていなかった。
そしてもう一つある大きな変化が
以前取材させていただいたときにいらっしゃった辞めちゃったんですか?はい。
店の責任者だったロジャースさんは他の経営者たちとの方針の食い違いで店を去っていた
今は台北市内で自分の店をやっているという
いったいどんな店をやっているのか?ロジャースさんを訪ねることにした
このへんにロジャースさんのお店があるはずなんですけど。
ここを渡ったところかな?
台北のオフィス街にその店はあった
あっ!これですね。
こんにちは。
こんにちは。
あっロジャースさんですか?はいそうです。
あっこんにちは。
番組では以前お世話になりました。
SHELLYと申します。
よろしくお願いします。
ロジャースさんの店は大盛況だった。
客が食べているのはそばではなくうどん。
ロジャースさんうどんに鞍替えしていた
そんなに!
実はこの数年台湾ではうどんブーム。
日式のうどん店が続々と誕生している
ロジャースさんもその人気にあやかってうどんがメーンの店を出店したのだ
勢いにのるうどんブーム。
その火付け役は日本のあるチェーン店だった。
やってきたのはデパートのフードコート
あっあそこですね。
おなじみ丸亀製麺
2013年ゆで太郎の進出から遅れること4か月。
台湾へと初出店。
今ではうどんブームの火付け役となっていた。
お昼どきにはご覧の賑わい。
よく見ると日本では見慣れないうどんを食べている。
これは?
台湾独自に開発したこちらでは人気ナンバーワンだという
ラーメンのようなこってりとしたスープとうどんの組み合わせが台湾の人の舌に合うそうだ
他に丸亀製麺は店舗あるんですか?台湾には。
ゆで太郎より後の出店にもかかわらず店の数で大きく上回っていた
なぜうどんに比べ日本そばは人気がないのか?街で聞いてみた
フルーツ風味!?斬新。
日本そばに勝機はないのか?取材班は農村で意外な可能性を見つけた。
台湾の中西部にある
ここで作っているのは…
すごい!
台湾で不人気のそばの原料を栽培していた
それが今も続いていた
ご両親の代から受け継いでらっしゃるんですか?そうだったんですね。
なんと台湾でそばの麺作りが始まっていた
量としてはまだわずかだがそばを麺として食べる習慣のなかった台湾でこの動きは興味深い
農家の方のお昼を覗くと茹でたそばに刻んだ野菜をのせ醤油とごま油にそば粉で作ったタレ。
それを混ぜて絡めて食べていた
台湾でそばは広がるだろうか?地元の農協担当者に聞いた
ゆで太郎もこのまま劣勢に甘んじているわけにはいかない。
ゆで太郎システム社長の池田さんが店舗展開を強化するため台湾にやってきた。
責任者だったロジャースさんがいなくなって以降どうなっているのか?
こんにちは。
どうも久しぶり。
1号店に来るなりすぐに向かったのは厨房。
まずは味の要めんつゆをチェック
厨房の隅々まで細かくチェックしていく
そしていちばん気になるのはやはりざるそばの味
その味は意外なものだった
台湾店の反転攻勢を期し訪れたゆで太郎システム池田社長。
ざるそばの味をチェックする。
まずは麺だけ
そして薬味。
つゆもそのまま味見。
果たして社長の評価は
味は合格点。
池田社長問題点は他にあるとにらんでいた
味いいね。
日本よりいいかもしれないね。
まだ1軒だけどね。
続いて池田社長が向かったのは新たに店の運営を任せることにした台湾の会社
こちらの会社は
心強いパートナーを得て巻き返しをはかりたいゆで太郎。
池田社長の説明にも熱がこもる
そのへんの今後どうしていくかっていうのを…。
なかなかいいことばかりではないんですね難しい…。
おそばって冷たいイメージが強いみたいで夏の食べ物だって皆さんおっしゃるんですよね。
あったかいおそばもあるんですよっていうお話もしたんですけど知らないって皆さんおっしゃるんで。
プロモーションだねやっぱり。
そばってすすりながら香りを楽しむとかちょっとデリケートないかにも日本的な文化ですよね。
だからこれはうどんと違ってなかなかそういうとこまで海外の人にわかってもらうっていうのは結構難しいかもしれないなっていう気がしますね。
文化的なところ。
おそばのやっぱりアレンジできないっていうのがひとつ大きな壁なんですかね。
どうですか?皆さんだったらおそば海外の人に向けてどんなふうにアレンジしますか?アメリカだったらそばミートソースとかじゃないですか?ああパスタ風に。
実はこれに今ゆで太郎は挑戦していまして台湾でアレンジそばを考えたんですよ。
どんな?実はそれがこちらなんです。
台湾風の油そばというものなんですけれどもこれは台湾のスパイスがきいた牛肉のそぼろなどの具がのっていてわ〜っとかき混ぜて食べるもので人気になって日本のお店にも最近逆上陸を果たしたというメニューなんですよ。
ということで山口さんこのおそばの5年後どうですか?そうですねちょっと申し訳ないんだけど僕はこういう感じですね。
まぁ今雨…。
日本の状況を見てもと考えると国内にもまだビジネスチャンスがあるということなんですかね?そういうふうにも考えられますね。
当然ですね。
さぁ続いてはこちら反日に揺れた中国で出会った親日女子大生のその後驚きの変貌を遂げていました。
取材班は北京へ
この直前尖閣諸島の国有化をきっかけとした反日デモが起きた
デモは中国全土に飛び火。
多くの日系企業が被害を受けた
中国に吹き荒れる反日の嵐。
そんなさなかにある意外なイベントが開かれていた。
それが
デモの影響で一時は開催が危ぶまれたが結果は満席。
親日学生200人が集まった。
その中の1人が中国一の名門北京大学に通うこちらの女性
日本式のリクルートスーツに身を包む
この日ある日系企業の面接に向かった
反日感情が高まるなかあえて日本企業への就職を望む高さん。
彼女は過熱する反日デモを冷静な目で見ていた
北京大学に入ってから独学で日本語を勉強してきたという高さん
日本が好きになった
専攻は国際政治だがクリエーティブ関係の仕事を志望していた
このときから2年半彼女は今…
東京六本木
高さんが日本で働いていると聞いてSHELLYが向かったのは
どんな企業に就職したのだろうか
きれいですね真っ白。
GREEって書いてありますね。
うわすごい何これ。
何の空間なんですかねこれロビーみたいな。
ここが高さんの就職先だ
テレビCMでおなじみのグリー
こんにちは。
こんにちは。
はじめまして。
はじめまして。
SHELLYと申します。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい偽名です。
偽名なんですよね。
日中の緊張が高まっていた取材当時ロイさんの安全を考え番組では仮名を使っていた
2013年10月にグリーへ就職したロイさん
そんなロイさん入社2年目にして早くも大活躍しているという
なんと社内広報にロイさんの記事が。
新しいゲームを開発し特許を取ったのだ。
実は彼女のゲーム去年業界で大きな話題となっていた
ゲーム業界最大のイベント
グリーのブースで一押しだったのが…
これがロイさんが作ったゲームだ
ロイさんの名前もプランナーとして記されている
手を振りながら現れたロイさん。
しかしまだこのとき…
ロイさんの自信作キュービックツアーにSHELLYも挑戦
これの繰り返しですねこのステージは。
遊び方はいたってシンプル。
手前のキューブを動かし奥に見えるキューブの形に合わせる
世界中の人が手軽に遊べるよう言葉はいっさい出てこない
キュービックツアーは現在世界140か国で累計280万ダウンロードを記録。
大ヒットの目安とされる100万ダウンロードを大幅に上回っているのだ
いやこれハマりますね。
私ダウンロードしそうタダだったら。
タダですタダです。
海外にも人気があると。
言葉関係ないですもんね。
そう言葉いっさい入れていないので
念願叶い勤める日本の職場をロイさんはどう感じているのか?
実際日本で働いてて理解しづらいことって何かありますか?会議が長いっていうのはよく聞きますもんね。
彼女は今超多忙
キュービックツアーに続く新しいゲームの製作に取りかかっているのだ
肩書きはプロジェクトマネージャー。
開発チームを仕切っている
たとえ先輩であっても…
ちょっとありがちすぎてつまんない。
臆さず思ったことをはっきり
これには先輩たちもタジタジ
このストレートさが彼女の原動力のようだ
その一方でロイさん自己主張だけでは日本の組織は動かないことも学んでいた
あるものを手に先輩のもとへ
ありがとうございます。
そうこの日はバレンタインデー
ありがとうございます。
中国には義理チョコの習慣はない。
日本の友達にいろいろ教えてもらったそうだ
中国の春節休みを利用して上海から友人が訪ねてきていた
友人の来日の目的はやはり買い物。
ロイさん日本で話題となった中国人の爆買いツアーをどう思っているのだろうか
じゃないと日本のテレビでいろんなああいうニュースが流れるから上から目線っていうのもちょっとどうかとは思うんですけど。
彼女の指摘に対し中国の友人は…
日中両国の考え方を知るロイさん。
そんなグローバルな人材である彼女に大きな期待を寄せる人物がいた
アメリカや韓国にも会社を作りグローバル展開を加速している
日本で作り世界市場を目指すためにはロイさんのような人材が必要だという
社長からも次なるヒットを期待されるロイさん。
3月中旬大事な日を迎えた
マスコミを呼んでの
開発者はもちろんロイさん
はじめましてロイと申します。
よろしくお願いします。
古いことわざになるんですけど…。
早速取材に来た記者たちに試してもらう
新作は宇宙を舞台にした
今回も言葉は一切出てこない
僕156。
すごい!
記者たちの評判は上々のようだ
評判いいじゃないですか。
うんまぁ…。
なに?不満なの?
国と国の関係に翻弄されることなく自分を貫くロイさん。
次なる目標は?
そもそも優秀な人だしあれだけ気持いいですね言いたいことをきちっと言ってくれる。
あの存在はあの会社にとっても本当に得がたい…。
貴重ですよね。
本当に彼女はすごくさっぱりした性格でとってもやっぱり知識があるなというのがお話してて感じましたね。
さぁ前回のナビゲーターを務めた後藤さんに今回も来ていただきましたよろしくお願いします。
後藤さんはご覧になっていかがでしたか?そして何より気になるのが日中関係のその後ですよね。
そうですねどういうふうに変わったかというのを少し見てみたいと思います。
2012年反日デモ以前日本から中国に対する投資というのは年間135億ドルもあったんですね。
しかし2012年から1年経った2013年中国向けの投資は30%以上落ちて91億ドル。
驚きはこのASEANに対する投資が一気に2.5倍に増えたという。
ですからもう完全に日本から見ると中国とASEANの市場に対する評価が逆転してしまったということですね。
観光客は今どうなってますか?日本人中国観光ってかつて大ブームだったわけですけれどもなんとですねH.I.S大手旅行会社の取り扱い分で見ると9割減つまり10分の1に減ってしまったわけですね。
お客さんが来ないということでしようがないなということなんですね。
さぁということで気になるのは今後ですけれども予報していただきたいと思います。
日中関係の5年後は…。
日中関係5年先の未来とは
私は日中関係の5年後は…。
お〜厳しいですね雷雨。
反日デモ以降の日中関係でまさに雷雨雷が鳴ってるような状態で。
外交的な面でもやっぱり人間と一緒で歳をとれば丸くなっていくんですか?と思いますね。
宮崎さんいかがですか?あとよくわからないんですけど新しい投資開発銀行というかあれは?
世界各国に参加を呼びかけています。
欧米や日本にはアメリカ主導の金融システムに対抗するものという警戒感が根強くあります。
ところがイギリスが一転参加を表明。
その後なだれを打って参加表明が相次いでいるのです。
果たして日本がとるべき道とは?
今注目のアジアインフラ投資銀行。
中国が主導する国際金融機関に参加表明する国がなだれを打つなか果たして日本は?
これが実際に参加するかどうかは別として日本が主導して作ったアジア開発銀行ADBというものと中国が主導するAIIBというのが共同で1つのプロジェクトにお金を出していくと。
大きなプロジェクトだと資金はいくらでもいりますから。
2015/03/30(月) 22:00〜23:24
テレビ大阪1
未来世紀ジパング【あの沸騰現場の“その後”追跡スペシャル】[字][デ]

放送開始から約3年半。これまで番組で取り上げた、気になる現場の「その後」を初めて追跡取材!ニッポン企業の世界進出の成功と失敗…その課題と秘訣とは?

詳細情報
番組内容
2011年11月の放送開始から約3年半、番組では80を超える国と地域の沸騰現場を取材。日本で磨いた技術やサービスで、世界へ挑もうとする様々な企業をいち早く追いかけてきた。今回はこれまで番組で取り上げた、気になる現場の「その後」を初めて追跡取材する。
出演者
【メーンMC】
SHELLY
【進行役】
秋元玲奈(テレビ東京アナウンサー)
【沸騰ナビゲーター】
山口義行(立教大学経済学部教授)、後藤康浩(日本経済新聞社 編集委員)
【ゲスト】
パックン、宮崎美子、坂下千里子
関連情報
【公式ホームページ】

http://www.tv-tokyo.co.jp/zipangu/

【公式Twitter】

https://twitter.com/miraiseiki_zipa

【公式Facebook】

https://www.facebook.com/miraiseikizipangu

ジャンル :
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ニュース/報道 – 海外・国際

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32118(0x7D76)
TransportStreamID:32118(0x7D76)
ServiceID:41008(0xA030)
EventID:36001(0x8CA1)

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者: