朝鮮通信使の足跡たどる 韓日市民がソウル―東京を踏破へ
【ソウル聯合ニュース】朝鮮王朝から日本に派遣された外交使節団「朝鮮通信使」の足跡をたどり、韓国と日本の市民がソウルから東京までの1158キロを踏破する「21世紀の朝鮮通信使 ソウル―東京 韓日友情ウオーク」が4月1日から52日間の日程で実施される。
韓国体育振興会や日本ウオーキング協会などの主催で、2007年から隔年で開催されてきた同イベントは今回が5回目。主催側は、韓国と日本の国交正常化50周年に合わせ、両国が共同で推進する朝鮮通信使の国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産登録への機運と友好ムードを盛り上げると説明した。
韓国人17人、日本人28人、在日コリアン5人の計50人が全日程を踏破する。区間別や1日のみの参加も可能で、主催側は多くの市民の参加を呼びかけている。
参加者はソウルの旧王宮、景福宮を出発し、釜山までの525キロを歩く。釜山からは船で日本に渡り、通信使が船で移動した瀬戸内海沿岸はバスで移動、大阪から東京までを歩く。各地で韓日交流イベントにも参加する。
関連記事
- 対日関係発展は使命 朝鮮通信使「李藝」の銅像除幕=韓国03-25 17:14
- 「朝鮮通信使」再現 愛知・岡崎の家康行列に初参加へ03-19 12:01
- 韓日議連議員が訪日 朝鮮通信使の世界遺産登録議論へ12-19 16:54
- 慰安婦被害者の名誉回復へ努力 韓日・日韓議連が共同声明10-25 18:32
- 韓中日の自治体による交流会議開幕 韓国・亀尾で09-01 14:16
- 韓日で朝鮮通信使の記憶遺産登録推進 韓国委発足へ06-12 14:27
関連写真
朝鮮通信使の先駆けに敬意03-25 15:49
「朝鮮通信使」テーマ列車が運行開始12-08 16:11
朝鮮通信使の食膳12-05 10:01
朝鮮通信使の行列を再現10-20 09:33