広島 NEWS WEB

ニュース詳細
ミャンマー国鉄職員 電車学ぶ

03月31日 17時00分

ミャンマー国鉄職員 電車学ぶ

4003619471_20150331212611.mp4

日本の優れた路面電車の運行技術を学ぼうと、ミャンマーの国鉄の職員が31日、広島市の広島電鉄の本社を訪れ、車両の構造や整備の方法などについて学びました。
広島電鉄を訪れたのは、ミャンマーの国鉄の幹部職員やJRの社員だった日本ミャンマー友好協会の担当者など8人です。
ミャンマー最大の都市ヤンゴンでは、経済成長が急速に進む一方で深刻な交通渋滞が発生し、公共交通機関の整備が課題となっていて、市内の一部の鉄道を電化して路面電車の導入が検討されているということです。
このためミャンマーの国鉄では、運行距離が長く、さまざまな種類の車両の整備のノウハウを持つ広島電鉄を見学することになり、一行はまず車庫を見学しました。
そして、車両に乗り込んだり、整備を行うために設けられたスペースに入ったりして、路面電車の構造やブレーキの装置、それに整備の様子などを熱心に写真におさめていました。
京都市に本部がある日本ミャンマー友好協会の高松重信理事は「路面電車が運行すれば交通渋滞が緩和され、ミャンマーの発展にもつながる。将来、日本の路面電車がミャンマーに輸出されることも期待している」と話していました。

広島のニュース

新着ニュース

このページの先頭へ