堀込泰三 - HOW I WORK,キーパーソン,仕事術,働き方,連載 08:00 PM
ゴロでも打ち続ければ前に進める:米Lifehackerライター、パトリック・アランの仕事術
敏腕クリエイターやビジネスマンに学ぶ仕事術「HOW I WORK」シリーズ番外編。米Lifehacker編集部のメンバーが、それぞれの仕事術を紹介します。今回は、ワイルドなライター、パトリック・アラン(Patrick Allan)の登場です。
氏名: パトリック・アラン(Patrick Allan)
居住地:カリフォルニア州ララ・ランド
現在の職業:Lifehackerライター。また、オタクなポッドキャスト「Let's Roll」のホストとして、友達と一緒にオタクめいたことを話して楽しんでいます。
現在のコンピューター:ごみのようなDELLのケース内でめちゃくちゃに組み立てられ、何度も何度も蘇っているフランケンシュタインのモンスターのようなものです。もはや、コンピュータと呼ぶこともできない気が...。それから、モバイルデスクトップも持っています。大きさだけでなく、ばかばかしくなるほどバッテリーが短いので、ラップトップとは言えません。その名も「Asus G73jh」です。
現在のモバイル端末:iPhone5sですが、この秋に何に変えるかは決めてません。
仕事スタイル:ブンシャカラカ(インド版「あーら、えっさっさ」)
── 「これがないと生きられない」というアプリ・ソフト・ツールは?
常にWindowsマシンが1台は必要です。Windowsは私のことをわかっています。それ以上に素晴らしいのが、Googleの一連のサービス。「Google Docs」「Drive」「Maps」「Calendar」「YouTube」などなど。
自分の素晴らしき怠慢さの記録には、「HabitRPG」を使い込んでますね。『Spotify』は、もはやないと生きられません。運転しながら、歩きながら、時々は働きながら、音楽を聴いています。
ツールといえば、どこに行く時もポケットナイフ「SOG Powerlock」を持っていきます。
── 仕事場はどんな感じですか?
去年のクリスマスまでは、折り畳み式のテーブルで仕事をしていました。当時は引っ越したばかりで、デスクの購入がだいぶ遅れていたのです。今では、「Techni Mobili」製の黒い素敵なデスクを入手しました。キーボード用の引き出しとセカンドモニター用のスペースがあって、ひと目ぼれして買ったものです。
デスクの左には、Targetブランドの本棚がありますが、何を置くかは考え中です。室内にはまだいくつかの本棚があって、そこにほとんどの本をしまっています。なので、今は作業中の物を置くスペースとして使っています。
── お気に入りの時間節約術は何ですか?
やらなければならないことは、とにかく着手する。それだけです。ほんの数分でも構いません。私にとって、最初の一歩を踏み出すのがいちばん難しく、始めてしまえばあとはサクサク進みます。時間節約したければ、ごちゃごちゃ言わずに、歯を食いしばって始めること。何事にも、NIKEの精神「Just Do it」が私のやり方です。
── 愛用中のToDoリストマネージャーは何ですか?
ポストイットのメモです。好きな場所に貼れるよう、何でもポストイットに書きます。また、「お酒を飲んだあとは水を飲むように」など、自分に向けたリマインドメモとしても使っています。食べ物を探すときに開ける引き出しに1枚、枕にも1枚。これは二日酔い防止のためです。
それに、お気に入りのノートもあります。Meadの「3 Subject, College Ruled, Spiral Notebook, 9.5 by 6」です。完璧な大きさで、どこにでも持って行けます(大好きなペン、「Pilot G2」と一緒に)。好きな道具を持っていると、どんどん書きたくなるから不思議です。
書くのは、考え、アイデア、メモ、アウトラインのほか、「The List」と呼んでいるセクションを作っています。そこには、読んで字のごとく、人生のあらゆる側面でやるべきToDoを書き連ねています。そう、私はずっとペンと紙を使ってきた、アナログ人間なのです。
── 携帯電話と PC 以外で「これは必須」のガジェットはありますか?
iPad(第4世代)です。朝起きてウェブの記事を見るのに使っています。グロッキーだけど目が覚めている時に執筆する時にも使います。マンガを読むのも、たいていはiPadを使いますね。Kindleも好きです。でも、そろそろペーパーホワイトモデルに変えたいな。今使っているのは初代Kindle Touchで、使いにくいんですよね。
朝、思うようなスピードで脳を動かすためには、コーヒーかりんごジュースが必要です。コーヒーは、シンプルにフレンチプレスで淹れています。豆は、挽きたてのケニア産が通常です。
── 日常のことで「これは他の人よりうまい」ということは何ですか?
私はカメレオンのように、どんなグループにもどんな職場にも、なじむことができます。これまで、非常に幅広い仕事を経験してきました。自分は何でも屋だと思っています。多くの人はそういうアプローチが嫌いだろうけど(何かに特化すべしと考える人は多いですから)、ライフハッカーにはぴったりでしょう? ハンマーよりも、サバイバルナイフになりたい。どんな所に行っても、うまくやっていける自信があります。
── 仕事中、どんな音楽を聴いていますか?
気分によりますね。ぼーっとするときは無音が好きです。気合を入れる必要があるときは、最高にラジカルな自作80年代プレイリスト「The Next Level」を聴きます。ニュートラルな気分のときは、やはり自作のヒップスター・インディ・プレイリストをかけています。それはそれはスイートな曲ばかりです。心が先走ってしまい、落ち着く必要があるときは、雨音や波音を流せる「A Soft Murmur」を使っています。
── 現在、何を読んでいますか?
Mark Z. Danielewskiの『House of Leaves』を読み始めたところで、今のところとても素晴らしいです(これまで読んだことなかったのが信じられないほど)。コミック系では、『Saga』と『Locke & Key』。また、テーブルトークPRGの『Shadowrun 5th Edition Core Rulebook』、『Star Wars: Edge of the Empire rule book』、『Call of Cthulhu 6th Edition Rulebook』を繰り返し読んでいます。本当に、RPGは素晴らしいです。
── あなたは外向的ですか、内向的ですか?
相手の考えていることがわかるようになるまでは、内向的です。相手にとって何がツボで何がそうでないかを知ることができれば、お互いをより深く知るための共通点を見出すことができます。時間がたてば、皆さんおなじみのグーフィー・ガイ、パトリックになりますよ。
とはいえ、今は社交的にならざるをえない状況です。だから、外向的なふりをしています。「パトリックOS」をセーフモード(ネットワーク有効)で起動しているような状態ですね。
── 睡眠習慣はどのような感じですか?
睡眠をとても大切にしているので、寝られる時にはどこでも寝ます。ベッドに入るのは11時か12時で、本を読むか、ネットフリックスを見ています。そして、何百万回も見た番組を見ながら眠りに落ちます。朝は遅くとも7時には起きています。
── あなたが受けたものと同じ質問をしてみたい相手はいますか?
David Bowie、Colin Meloy、Stan Lee、Hunter Pence、Steven Spielberg、Harrison Ford、Ray Bradbury、それに私の父親ですね。そうだな、ちょっと父親に聞いてみよう。
── これまでにもらったアドバイスの中でベストなものを教えてください
私は野球好きなので、野球の比喩がよく響きます。その中でもベストなものは、これかな。
ゴロを打てば、いいことがある。
バットを振るたびにホームランを打つ必要はなくて、とにかくバットに当てさえすれば、ゴロでも前に進むことができるかもしれません。保証はありませんが、ゴロであっても打ち続けていれば、いつかはきっと、前進できるのです。
Patrick Allan(原文/訳:堀込泰三)
- 仕事はすべてポスト・イットで片づく!
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