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賃金統計 計算合わずデータ公表を延期 厚労省
3月30日 22時55分

厚生労働省は、毎月公表している賃金に関する統計に計算の合わない部分が見つかったとして、31日に予定していたデータの公表を延期することになりました。
厚生労働省によりますと、問題があったのは厚生労働省が毎月公表している、基本給や残業代といった賃金に関する統計、「勤労統計調査」です。
この統計ではおおむね3年ごとに調査対象となる企業を入れ替えたうえで、過去のデータとの整合性を取るために計算式に当てはめて調整を行っていますが、31日に公表する予定にしていたデータを調べたところ、計算の合わない部分が見つかったということです。
このため厚生労働省は予定していたことし2月の速報値と1月の確報値、それに去年の冬のボーナスの額の公表を延期することになりました。
統計データの公表が延期されるのは異例のことで、厚生労働省は「利用者には迷惑をかけて大変申し訳ない。原因を調査し、なるべく早く公表したい」としています。

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